記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
(記事内のリンクの一部はアフィリエイトリンクです。詳しくはプライバシーポリシー&免責事項をご覧ください)
高1はまだ大学受験に向けて勉強しなくても良いんじゃない?
冬休み短いし…学校の宿題多いし…
昨年受験前で頑張ったし今年は…
という人に向けた記事です!
少しずつ寒さも増してきた時期で、テレビやメディアや街でも年末のことがチラつき始める今日この頃。
今から冬休みが待ち遠しい人も多いはず。
でも、目の前には学校の課題という「現実」。
夏休みも課題が多かった…冬休みも課題が多そうでやる気が出ない!
やらなきゃいけない…やっておいた方が良いのはわかるけど、気持ちが乗らない…
正直、学校の勉強だけでよくない?塾に通ってるけど高1は冬期講習は不要じゃない…?
という人が多いのではないでしょうか。
実際、私の経験でも
この時期は早くも中弛みになって、勉強の意欲が下がる人が多いです。
でも実は、今やっておくとメリットがたくさんあるのです。
特に今回解説する、数学Iの「データの分析」分野は、高校1年生のうちに理解しておきたい単元です。
その理由は
「これまでデータ分野は軽視されがちだったけど、「情報I」や数学Bのつながりも強く、重要度が上がっている分野」で「高校1年生のうちに理解しておくことでメリットが多いから」
です。
でもなんで高校1年生でないといけないの?高2じゃダメ?
という疑問にもお答えします!
この記事では、
高校1年生の冬休みに数学を勉強しておくべき理由についてそのメリットを学習塾業界で10年以上勤めている筆者が解説します。
この記事を読めば、
たしかに、それなら高1の冬休みにやっておくべきかな
と、「高校1年生の今からやっておく意義やメリット」がわかり、冬休みの勉強への意欲が向上しますよ!
- 大学入試対策について情報を集めたい人
- 高校1年生の冬休みに勉強する意欲が持てない人
- 高校1年生の冬休みに学校の勉強プラスアルファで勉強して早くから受験対策をしたい人
どれか一つでも当てはまる方はぜひ読んでください
\この記事でわかること/
- 高校1年生の冬休みに「データの分析」分野を勉強する意義とメリット
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
- プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
- AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
- 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中
この記事を読んで、受験対策を始めていきましょう。
ぜひ最後までお付き合いください♪
目次
冬休み(冬期講習)に勉強するべきは数学の「データの分析」
もちろん、英語や国語、理科、社会も大事ですが、数学の「データの分析」に注力しましょう。
その理由は
- これまでデータ分野は軽視されがちだったが、重要度が上がったから
です!
これまでデータ分野は軽視されがちだったが、重要度が上がった
「データの分析」分野って今までもあったんじゃないの?
これまでも設置されていた単元だよ。ただ、受験勉強という点では軽視されがちだったんだ
「データの分析」分野はこれまでにも数学Iの範囲の中に含まれており、学ばれていた単元です。また、大学入学共通テストでも出題されていました。
しかし、どちらかというと数学Iのメイン(のような位置付け)の単元は「二次関数」や「数と集合」分野でした。
「二次関数」も「数と集合」分野も「数II」との繋がりが強い分野のため、大学入学共通テストで数学「I・A」「II・B」全てを受験する場合は、「二次関数」「数と集合」を勉強し、試験当日も選択問題の中で選択する方が効率よく勉強できたのです。
そのため、これまでは「二次関数」「数と集合」>「データの分析」というように「データの分析」は軽視されがちでした。
しかし、学習指導要領が改定され、「情報」が大学入学共通テストの科目にも追加されることになり、「データの分析」分野の重要度が上がりました。
おそらく「情報」とのつながりも強いので試験でも出題されることになるでしょう
そのため、これまで以上に「データの分析」範囲に注力する必要が生じたのです。
高1のうちにやっておくべきメリット3つ
情報1の理解を深めるのに役立つ
メリットの1つ目は、「情報I」の理解を深めることがで
きるからです。
2025年の大学入学共通テストから教科として追加される「情報」。
その範囲である「情報I」には
●データの活用
という単元があります。
この「データの活用」分野は「情報I」の中でも重要な単元でもあり、さらに数学とつながりが深い分野となっています。
先日公表された試行問題にも独立した大問で出題されていましたね
具体的にはどんなつながりがあるの?
「数学」で代表値の算出方法を学んで、「情報I」では表計算ソフトなどで算出するスキルを学ぶよ。ただ、「情報I」ではデータ分析に必要な値の算出方法を教える時間が確保されない可能性があるんだ。だから、数学で学ぶときに理解しておくことをオススメするよ
▶︎数学と「情報I」のつながりについては「【知ってる?】情報Iと数学は「データの活用」でつながっている」の記事でも紹介しています
つまり、
数学を勉強することで同時に「情報I」の勉強をしていることになるのです。
このように教科の関連やつながりを意識して勉強することで、効率よく勉強することができます。
大学受験は高校受験と比べて範囲が膨大です。
時間が限られる中で膨大な量を暗記したりアウトプットしたりして身につけるには効率よく勉強することが必須です。
数学の「データの分析」範囲を学習することで「情報I」の勉強も併せて効率よく勉強することができる、理解を深めることができることがメリットの一つです。
数学Bの「統計的な推測」という範囲が数1のデータ分析範囲が土台作りができる
メリットの2つ目は、高校2年生で学ぶ数学Bの「確率分布と統計的な推測」分野の土台作りができることです。
数学は単元の体系的なつながりが非常に強い教科です。
▶︎体系的なつながり・連続については「【学習塾の奥義】復習は体系的にすべき!復習のやり方を解説」の記事でも紹介しています。
図を見ても、数Bの「確率分布と統計的な推測」分野は数学Iの「データの分析」単元から矢印が伸ばされていることがわかります。
つまり、数学Iの「データの分析」単元を理解していれば、数学Bの「確率分布と統計的な推測」分野を理解しやすいのです。
数Bの「確率分布と統計的な推測」分野は学習指導要領が改定されて新設されました。「情報」とのつながりも強いので試験でも出題される範囲でしょう。
このように、高校2年生で学習する内容の土台作りができるため、「データの分析」分野を勉強することはメリットがあるのです。
周囲と差をつけることができる
高校2年生で学ぶ「確率分布と統計的な推測」分野とのつながりがあることは紹介した通りです。
この冬に「データの分析」範囲をマスターしておくことで、数学Bの当該範囲の学習が始まっても難なく学習を進めることができるでしょう。
一方、こういった情報を知らずに冬休みにデータの分析範囲を勉強しなかったら、
高校2年生で「確率分布と統計的な推測」分野の学習が始まったときに苦戦することが予想されます。
そうすると、高校2年生で復習する範囲が膨大になってしまいます。
1年生の冬休みに先持って復習を終えておくことで、周囲が苦戦している間に他の勉強にまで手を回す余裕を持つことだってできます。
どちらが合格に近いかは言うまでも無いでしょう。
せっかくなら、合格に近くなる選択をしましょう!
ここまで推す理由は2つ!
とは言っても、高校1年生の冬休みは貴重じゃん?今やらなければいけないのかな?
という気持ちもわかります。筆者がここまで「高1の冬休みに!」と推す理由を紹介します。
それは、
- 高校2年生は試験でも頻出範囲が続出かつ難しい。充実するけどあっという間の一年になるから
- 学習塾に通っているならアドバンテージを作るべきだから
です。
高校2年生は試験でも頻出範囲が続出かつ難しい。充実するけどあっという間の一年になるから
自分の時と変わっていないのは高校2年生は楽しいということ!
高校2年生になると、入学当初と比べて学校生活にも慣れ、友人関係も良好になってきます。
学校行事も高校1年生の時よりも楽しむこともできますし、部活動でも高校1年生の時よりも引っ張る立場になって責任を感じたり、目標に向かって張り切れたりします。
つまり、高校生活が充実する時期なのです。
一方で、勉強面では
- 3年生で受験勉強の期間を長く確保するために進むペースが早くなる
- どの科目も専門的な知識が増えてきて難しくなる
- でもその専門的な部分が重要なため試験では頻出
と、これまでよりも「難しいけど大事」な箇所が増えてきます。
勉強も大変、学校生活も忙しい。そんな日々になり、あっという間に過ぎて行ってしまう
それが高校2年生の1年間です。
だからこそ、
学校生活も勉強も両立させるために、できることは早い目から前倒ししておく、今できることは今やっておく。
前倒しすることで受験直前の高校3年生のときに余裕をもつことだってできます。
高校1年生の冬だからこそ「データの分析」を復習しておく意義がありメリットが活きるのです。
学習塾に通っているならアドバンテージを作るべきだから
受験を見越して今から学習塾に通っている人もいるはず。そういう場合は学習塾は最大限に活用すべきです。
具体的には、単にわからないところをフォローしてもらうだけでなく、
一歩進んで、アドバンテージを作るべきです。
アドバンテージとは、
- 学校よりも先に次の範囲を予習して理解しておく
- 同学年の他(校)の生徒よりも受験に関する知識を蓄える
など様々です。
このアドバンテージを作ることで
もっと早くからやっておけば良かった
という後悔や反省を少なくすることができます。
受験生になって、もっと早くからやっておけば良かったと思うことは本当に多いのです。
塾はこれまでの結果や実績から
- 受験生の「もっと早くからやっておけば良かった」という経験談
- 受験生の「もっと早くから知っておきたかった」という情報
を蓄積しています。
せっかく塾に通っているのであれば、それを使わないのは勿体ない。はっきり言って損です。
逆にいうと、
「素直にやっておけば」「早くから知っておいて行動すれば」それはアドバンテージになるのです。
塾に通っているのならば、そのアドバンテージを作れるように活用すべきです。
だからこそ、この冬に「データの分析」分野を勉強することを推しているのです。
まとめ
高校1年生の冬休みに注目して勉強して欲しいのは数学の「データの分析」範囲。
この範囲をこの冬に勉強するメリットは
- 情報1とのつながりが強いため、数学を勉強することで情報1の理解を深めるのに役立つ
- 数学Bの「統計的な推測」という範囲が数1のデータ分析範囲が土台作りができる
- 周囲と差をつけることができる
ことが挙げられます。
また、「高1の冬休み」にこだわる理由は、
- 高校2年生は試験でも頻出範囲が続出かつ難しい。充実するけどあっという間の一年になるから
- 学習塾に通っているならアドバンテージを作るべきだから
です。
はっきり言って、高校2年生は楽しい1年間です。だからこそ、学校生活も勉強もうまくいくように踏ん張りどころ!
受験生になった時に、
やってて良かった
という成功談につながるでしょう。
2025年の入試は制度が大きく変わる初年度です。そのため、事前にどれだけ時間にゆとりを持って準備できるかが合否を分けると言っても過言ではありません。
そんなときだからこそ、早い目から受験勉強を始めて、やってて良かったと思えるようにしましょう!
まずはこの冬休みを無駄にしないために冬期講習の準備から!
高校生はカリキュラムを調整できる個別指導塾がオススメ。
集団指導塾や予備校のように全員が同じカリキュラムを受けるのではなく、個別にカリキュラムを組んでくれます。
その中でも私のオススメのひとつは坪田塾です。
坪田塾 は
- 100万部を売り上げ映画化もされた「ビリギャル」のモデルとなった学習塾で、学年下位の生徒の4人に1人が難関校へ合格という実績
- アルバイト講師が指導する個別指導塾が多い中、正社員の講師が中心に指導してくれる安心感・指導へのこだわり
- 柔軟なカリキュラム調整に対応・授業時間も10分単位で設定可能。当日振替も可能という通いやすさ
- 通いやすさを象徴するように退塾率は2.6%。多くの生徒が安心して通い続けられています。
振替ができず泣く泣く授業料を無駄にした経験…ありませんか?
まずは無料説明会に参加して合わなさそうだったら違う塾を選びましょう!
近くに良い塾が無いよ…
という方にはオンライン個別指導【名門会Online】 がオススメ!
- 講師が全員「医学部生」
- 学校の難しい問題も安心して相談できます。
- グループの母体が名門塾であり「1:1こそ真の個別指導」という徹底したこだわりと安心の指導実績
- オンラインだから全国どこでも受講でき、送迎の負担もありません。
オンラインでの指導ってどんな感じなんだろう?という人も多いでしょう。
まずはどんな感じなのか、自分に合いそうか、無料カウンセリングで相談してみましょう。
カウンセリングに参加して合わなさそうだったら違う塾を選べば良いです!気軽に相談してみましょう。
科目指導を受けながら、医学部生の勉強法を教えてもらうのも一つの手ですね
こちらの記事もお役立てください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
にほんブログ村ブログ村に参加中です。上のバナーをクリックいただくだけで当ブログにポイントが入ります。いつも応援クリックありがとうございます。
Twitter やってます。
新着記事のお知らせをしていますのでぜひフォローしてください!関連記事
スポンサーリンク