【実体験】プログラミングスクールに通って良かったと思えること6つとは

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生徒
生徒

情報Iに詳しくなりたいからプログラミングスクールに通うのも良いかも

保護者
保護者

プログラミングスクールに興味あるけど実際どうなんだろう?

このように悩んだり考えたりしている方への記事です。

情報Iでプログラミングを学ぶことになりました。それに合わせて、大人もプログラミングを学ぶことをおすすめしていますが、

そのためにプログラミングスクールを通うことは実際どうなんだろう?

コトゼニ
コトゼニ

私がプログラミングスクールに通った経験をお伝えします

実際に私がプログラミングスクールに通って「良かった」と思えることなどをお伝えします。

まず先に結論をお伝えすると

  • 情報Iの対策のために通うのはおすすめしない
  • 転職・副業のために通うのはアリ

ということです。

学習塾業界で10年以上勤める私が、新必修教科の「情報I」に強くなるためにプログラミングスクールに通って感じたことを通じてプログラミングスクールに通うメリット・デメリット(負担)についてご理解いただけるかと思います。

ぜひ最後までご覧ください。それでは順に見ていきましょう。

まず初めに、私が通ったプログラミングスクールは「テックキャンプ」です。

2022年4月〜6月の期間でカリキュラムを履修し卒業しました。

通った目的は

  • 情報Iに強くなりたかったから
  • そのために苦手だったプログラミングに対する知識や力を身に付けたかったから

です。それではその「テックキャンプ」の特徴を見ていきましょう。

テックキャンプとは

受講者数60,000名を超える日本最大級のプログラミングスクールです。

エンジニア転職に向けたコースや、プログラミングを学びたいという教養コースといったコースが用意されています。

詳しくは公式サイトまで

テックキャンプを選んだ理由

私は、IT業界に勤めることも憧れがあったので、転職のサポートが充実しているスクールが良いなという気持ちがありました。その点で、転職のサポートが20代に限定していないテックキャンプを選びました。

もちろん、他のプログラミングスクールも検討したのですが、上記の理由とカウンセリングでのカウンセラーの親身なご対応が決め手となりました。

受講したコースは「エンジニア転職短期集中」オンラインコースでした。

テックキャンプの特徴

テックキャンプの短期集中コースでは10週間で、HTMLなどのマークアップ言語の基礎的な内容の理解からフリマアプリ(Webアプリケーション)の作成まで綿密なカリキュラムをこなします。学習は自習スタイルで自分のペースで学習を進めることができます。予定より早く終えたらオリジナルアプリを作成することもできます。私もオリジナルアプリの作成までやり遂げることができました。

10週間の受講期間中、1日あたり9時間〜11時間(休憩時間やアクティビティ含む)、1週あたり55時間以上の時間の確保が必要となります。

1日のスケジュールはこんな感じです。

時間帯内容
10:00 ~ 10:20朝礼
(チームメンバーとの顔合わせ、その日の学習計画の整理)
10:20 ~ 10:40ドリル
(簡単なプログラムを作るアウトプット時間)
10:50 ~ 13:00プロトレ
(実務を想定したアウトプットの時間。簡単なヒントだけでWebページやプログラムを作成)
14:00 ~ 19:00カリキュラム学習
(基礎〜応用〜発展〜最終課題の順にカリキュラムを進めるインプット時間)
19:00 ~ 21:00任意学習
テックキャンプ受講期間中の時間割(休憩時間のぞく)

毎日14:00〜22:00まで、メンターに質問できますので、自分一人では理解しにくい部分のヒントを頂くことができます。

まとめると

  • 受講期間は10週間
  • HTMLなどの基礎的内容からフリマアプリの作成までカリキュラムが組まれている
  • 1日あたり9時間〜11時間(休憩時間やアクティビティ含む)、1週あたり55時間以上の時間の確保が必要
  • 毎日14:00〜22:00まで、メンターに質問できる

ということになります。

通って良かったと思うこと

ここからは、私が通った体験から「通って良かった」と思うことをお伝えします。

情報Iに強くなるという側面から

私が通う目的の一つであった「情報I教科に強くなる」という観点から言うと、通って良かったと思っています。

  • 「変数」「配列」の苦手意識が薄まった
  • 情報Iの問題を解くのに必要な力量を掴むことができた

「変数」「配列」の苦手意識が薄まった

プログラミングスクールに通う前に最も、意味不明分野だったのが、この「変数」「配列」の箇所でした。毎日のドリルやプロトレの時間でのアウトプットを通して、この部分の苦手意識は薄くなったと自覚しています!

情報Iの問題を解くのに必要な力量を掴むことができた

カリキュラムを全て履修した後に情報Iの教科書を読んだときに、どれくらいのレベル感が情報Iを解く上で必要なのかを掴むことができました。

詳しくはこちらの記事にも記載しています。

eyecatch-320【実体験】情報Iに詳しくなるためにプログラミングスクールに通った結果…

転職・副業という観点から

エンジニアへの転職や副業という観点からも受講して良かったと胸を張って言えます。

実践を想定したカリキュラムなので、さまざまな言語やツールに触れることができた

もちろん開発現場での使われ方は机上のそれとは違うかもしれませんが、さまざまなプログラミング言語やフレームワーク、そして開発現場で使われるツールなどを使用し、「現場ではこういったツールで開発をするのだ」という疑似体験できました。例えば以下のような言語やツールに触れることになります。

  • Ruby(Ruby on Rails)
  • JavaScript
  • MySQL
  • AWS
  • Heroku
  • GitHub

ホームページは実際に公開レベルにまで達することもできる

私自身、スクールを卒業後、知人のWebサイトを作成する機会に恵まれ、1から作成することができました。このような実績を作れたのはスクールに通った賜物と言えるでしょう。

IT業界は人材不足と叫ばれていますが、経験者が優遇される傾向が強く、未経験人材を採用する企業や未経験フリーランスへの仕事はそう多くはない印象です。さらに年齢の壁も現実として実在しています。

ただ、繰り返しになりますが、「転職コース」という名に負けないように、カリキュラムを履修し終えた後には、お仕事をできるような力が身に付くと言えるでしょう。

その他の観点から

プログラミングスクールに通って得られたものはプログラミングのスキルだけではありませんでした。

私は

  • I日の時間の使い方が上手くなった
  • ともに学んだスクール(同期)の仲間と情報交換できる

といったことまで得ることができました。

これもスクールに通っていなければ得られなかったものばかりです。

通うことのデメリット・負担

では一方で、デメリットや通う上での負担は無いのか?と言われると、やはりあります。

それらを見ていきましょう。

時間的負担・経済的負担

私が挙げるデメリット・負担はこの2つです。

  • 時間的負担
  • 経済的負担

時間的負担

テックキャンプの特徴として10週間×9〜11時間という膨大な時間を要します。この量の時間を確保できるかどうかは最大の壁となるでしょう。

実際に受講されているメンバーの中にも、さまざまな理由で、勉強時間を確保しづらい方もいらっしゃいました。最終的にはカリキュラムを終えることはできていましたが、やはり「進捗面で焦りが生じる」と感想を漏らしていたので、じっくり時間を確保できる環境が整っていることに越したことはありません。

経済的負担

プログラミングスクールの費用は様々で、十数万〜数十万の費用が必要となります。

テックキャンプの場合、60万円以上の受講費用でした。

自己投資と考えるにしても、二の足を踏んでいまいかねない金額なのは間違いありません。

ただし、プログラミングスクールの中には、国が定める「教育訓練給付金」の対象コースを開講しているところもあるので、その制度を利用すれば実質の受講費用を抑えることができます。

実際、私も同制度を利用し、実質の受講費用を抑えることができました。

結局、通うべきなの?

長く書いてきましたが結局、通うべきなのかどうかをお伝えするならば以下のようになります。

  • 情報Iに強くなるという観点からはおすすめできない
  • 転職・副業のために通うならば時間の確保ができるかどうか

情報Iに強くなるという観点からはおすすめできない

情報Iの対策に、エンジニア転職用のプログラミングスクールを通うという観点から見れば、おすすめできません。その理由は

  • 時間確保が難しい(他教科にあてる時間が無くなる)
  • プログラミングスクールで得られるスキルと情報Iで求められる能力は別

だからです。

「情報Iに強くなる」ためにプログラミングスクールに通うには、「受験までの期間が限られる中、時間的拘束がキツすぎる(時間確保が難しい)」「プログラミングスクールで得られるスキルと情報Iで求められる能力は別」という観点からおすすめしません。

転職・副業のために通うならば時間の確保ができるかどうか

コース名称が転職を謳っているので、転職や副業を目指すにはもってこいのコースです。

ただし、しっかりとカリキュラム内容を習得するためには時間確保が必須ですので、働きながらそれが可能かという観点から慎重に考えていただきたいと思います。

他の選択肢はないのか?

情報Iに強くなるという観点ではITパスポートの取得、「転職や副業までは目指していないけど学んでみたいな」という大人の方々には「教養コース」という選択肢もあります。

まとめ

目的に合わせてスクール受講はおすすめ。情報Iに強くなるために通うのはオススメしない

いかがでしたでしょうか。私の体験からプログラミングスクールに通って良かったことをお伝えしました。

情報Iに強くなるために通うのはおすすめしないですが、目的に応じて受講することは大いにアリだと私は考えます。

この記事が少しでも読者の方々の受講を検討する際の参考になれば幸いです。

それではまたここで会いましょう!

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