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情報Iが苦手なんだけど、プログラミングスクールに通った方が良いのかな?
プログラミングスクールを利用した方が情報Iの理解が深まりそう、だから通うべきなのかな?
このような不安や疑問を抱いたことはありませんか?
何を隠そう、私も同じ思いでプログラミングスクールに通いました!
「情報Iに強くなるために」プログラミングスクールに通って感じたことを私が通った実体験からお伝えします。
先に結論を伝えると、
「情報Iに抵抗感は無くなったが、情報Iの対策としてプログラミングスクールは必要ではない」
と言うことです。
この記事を読めば、プログラミングスクールに通うことが情報Iにどのように役立つかがわかるかと思います。同時に高校生にはプログラミングスクールをおすすめしない理由も書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
※ご注意※
この記事でのプログラミングスクールは社会人向けのもの。エンジニアやWebデザイナーを目指す人のものを指します。
目次
通った結果、身に付いたこと
まずはじめに、私はプログラミングスクールに通って良かったと思っています。その理由は、
- プログラミングの変数・配列の概念への苦手意識が無くなった
- 情報Iの問題を解くのに必要な力量を掴むことができた
だからです。学習塾に似て苦手分野に強くなれた印象がありました。
プログラミングの変数・配列の概念への苦手意識が無くなった
プログラミングスクールに通う前に最も、意味不明分野だったのが、この「変数」「配列」の箇所でした。
ITパスポートを取得するときにも苦戦したのがこの部分でした。そのため、「プログラミングスクールではこの部分を克服したいな」と思っていました。
私が通ったスクールのカリキュラムでは、毎日、ドリルという名の、ミニプログラムを作るアウトプットの時間がありました。
そこでは、
ターミナルから数字を入力して、数字に応じて以下のように出力するプログラムを書いてください。
10以下なら”10以下です”
10より大きい数値なら”10より大きいです”
10以下でかつ0以下なら”0以下です”
このようなミニプログラムを作っていました。
input = gets.to_i
if input > 10
puts "10より大きいです"
elsif input <= 10 && input <= 0
puts "0以下です"
else
puts "10以下です"
end
ここでは「input」が変数となります。
このように、毎日のように変数を使ってミニプログラムを作ることで、「現時点で、この変数にはどのような値、レコードが代入されているのか」をイメージできるようになり、変数や配列への苦手意識を克服することができました。
情報Iの問題を解くのに必要な力量を掴むことができた
プログラミングスクールでは、プログラミングを通して、アプリケーションを作りました。カリキュラムを終えるまでにたくさんの専門用語も習得しました。全てのカリキュラムを終えて、情報Iの教科書を見たときに、「情報I」ではプログラミングの「専門用語」がそこまでたくさん出ていないことに気づきました。
たとえば、プログラミングスクールで学んだ知識・単語の中で
- オブジェクト指向プログラミング→情報Iでも習う単語
- MVCアーキテクチャ→情報Iでは学ばない
- フレームワーク→情報Iでは学ばない
ということが分かりました。
このように、情報Iの学習指導要領で指定する「コンピュータとプログラミング」に出てくる知識や単語、それらとプログラミングスクールで学んだ知識や単語、技術を見比べて、情報Iの「コンピュータとプログラミング」分野でどれくらいの知識やプログラミングへの理解度が必要かということを身体で身につけることができました。
結局、プログラミングスクールは必要なのか?
情報Iの対策としてはプログラミングスクールは不要
実体験をもとに言うならば、情報Iに強くなるためにプログラミングスクールに通うことまでする必要はないと言えるでしょう。
その理由は、求める力が異なるからです。
- プログラミングスクールは社会人向け、かつエンジニアになるための手段の一つのため、プログラミングに関する深い知識(専門知識)を学びます。
- 情報Iは、世の中のIT技術を駆使して問題解決能力を育む目的から、ITに関する幅広い、基礎的な知識・教養、論理的思考力を学びます。
また、プログラミングスクールには用意されているカリキュラムを終えるのに、相当な時間が必要となります。
情報I以外の5教科の勉強時間の確保を考えた時、プログラミングスクールに通ってカリキュラムをこなす時間を保つことは難しいでしょう。
情報Iに強くなるには…?
ITパスポートの取得をおすすめ
情報Iに強くなるにはプログラミングスクールよりもITパスポートがおすすめ
実際にプログラミングスクールに通って実感するのは、情報Iに強くなるにはプログラミングスクールよりもITパスポートを取得することの方が向いているということです。
ITパスポートは
- 学習指導要領の改訂に合わせて試験範囲(シラバス)を改訂。情報Iで学ぶ内容に範囲が近くなった
- 試験対策用の講座やテキストが豊富である
という特徴があります。
ITパスポートも取得するまでに時間がかかったり、一部の範囲(領域)は情報Iには不要、という面もありますが、対策として利用する価値はあると考えています。
まとめ
情報Iに強くなるのにプログラミングスクールまでは不要かな
情報Iに強くなるためにプログラミングスクールに通った実体験をもとに、考察を書いてきました。結論としては「情報Iに強くなるためにプログラミングスクールに通うほどではない」ということです。どちらかというとITパスポートの方が情報Iの対策には向いていると考えています。
しかし、私自身、プログラミングスクールに通って良かったと感じていますし、今後もITスキルは必須ですから、教養を増やすという意味でもおすすめです。
この記事が少しでも参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、またここで会いましょう!
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