【共通テスト】情報いらない大学・必要な国公立大学を一覧で紹介

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生徒
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やっぱり大学入学共通テストで「情報」は必要なの?

という方に向けた記事になっています。

河合塾の調査によると、2025年度大学入学共通テストから追加される「情報」の取り扱いについて、国立は「必須」が97%を占め、公立は「必須」「他教科との選択」の合計が84%に上っています(8月31日判明時点)

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国公立大共通テスト「情報1」設定状況
生徒
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でも自分が受験したい大学で受験に必要か、いらないのか気になる

そこでこの記事では各国公立大学が入試で『情報』をどのように設定しているか、

共通テスト受験に「情報」科が「いらない大学」「いる大学」

学習塾業界で500人以上を指導し、情報科も指導している筆者がまとめ、紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。

本記事の信頼性

この記事の信頼性
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コトゼニ(@kotozeni
  • 教育業界・学習塾で10年以上勤務。
  • 500人以上の生徒に学習・進路指導
  • 指導した受験生の合格率 94.7%
  • 学習塾で「情報」科を指導・プログラミングの講師
  • 「X」で情報Ⅰの語句チェック配信中(@kotozeni

⚠️注意⚠️

この記事は執筆時点(2023/09/19)で発表されている内容をもとに作成しています。

今後、各大学の発表内容の変更等があれば、リンク先の資料の内容などが変更されていたり、当記事に記載している考え方などが活用できない場合があります。

大学入学共通テストで「情報」がいらない大学・必要な大学

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早速ですが、執筆時点において、「情報」をどのように大学が指定しているのかを紹介します。

(データは河合塾「Kei-net」より取得)

現時点で「情報」科の取り扱いには、

「情報」の取り扱い
  1. 受験に必要(必須)
  2. 選択科目として採用、他教科を選べば「情報」は不要
  3. 不要(大学が受験科目に指定していない)

3パターンがあります。

同じ大学でも学部によっては

  • 不要もしくは他教科との選択科目として設定
  • 受験日程によって扱いが異なる

といったこともあるので、必ず自身の志望大学の要項をチェックするようにしましょう。

大学入学共通テストで「情報」がいる大学・いらない大学(地域別)

地域別に所在する国公立大学の「情報」科の取扱についてまとめています。自分の受験したい大学の所在地からぜひご確認ください。

北海道・東北

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北海道
tohoku
東北

関東・東京

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関東
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東京

甲信越・北陸

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甲信越
hokuriku
北陸

東海・近畿

tokai
東海
kinki
近畿

中国・四国

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中国
shikoku
四国

九州

kyushu
九州
pdfはこちら(新規タブで開きます)

集計すると、

  • 国立は「必須」が97%
  • 公立は「必須」45%、「他教科との選択」39%

になっています。

つまりほとんどの場合で「受験に必要」と言えるのです。

受験で不要だけど勉強しておいた方が良い?

生徒
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受験で使わないなら勉強しなくて良いよね?

自分が受験したい大学や学部で、「情報」が不要の場合、受験で不要ならば、なるべく勉強の負担は軽くしたいもの。

そのため、以下の場合は「情報」を勉強しなくても良いと言えるかもしれません。

  • 「情報」以外の受験科目で、合格水準にまで達する成績を取れる自信がある
  • 「情報」を必要としない私立大学を受験する

ただ、「最初から勉強しない」と判断するのは、デメリットもあると言えるでしょう。

デメリット①少し勉強さえしていれば、高得点が狙えた場合は後悔する

初年度の難易度は読めないところはありますが、公平性を保つ意味では、

「きちんと情報1の指導を受けてきた地域や学校の生徒だけが解けるような問題」を出題するとは考えにくく、

情報1が苦手な生徒でも案外、簡単に解ける問題(=難易度が易しい)になるかもしれません。

そうすると、国公立大学の出願をするのは共通テストを受験し終えてからですから

ワンランク上の大学(「情報1」を合否に使う)など、違う大学を狙えたチャンスを損ねてしまう

ことになるのです。

▶︎初年度の難易度についてはこちらの記事でも紹介しています。

eyecatch-1495【独自予想】大学入学共通テスト「情報」初年度の難易度は?

デメリット②次年度に再チャレンジする場合は負担が大きい

もし、自分が納得のいく受験結果にならず、浪人して翌年度に再チャレンジする場合、

浪人で、「情報」の対策を1からするのは、教科を一つ増やすことになるので、浪人生として負担が大きくなります。

コトゼニ
コトゼニ

5教科7科目も勉強して伸ばさないといけないのに、そこに「新しい科目」を追加するのは間違いなく負担が大きい…

その点でも少しでも「情報」を勉強しておく方が負担軽減につながるでしょう。

「情報」の勉強方法や開始時期は?

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共通テスト「情報」に向けた勉強計画や勉強方法は

具体的には

  • 高3の7月ごろまでを目途に基礎用語や知識のインプット・一問一答でアウトプット
  • 夏休みごろを目処にプログラミング問題や応用問題を解けるようにする
  • 11・12月~共通テスト本番まで共通テスト用の総合演習・過去問演習

が良いでしょう。

これらのスケジュールを意識して計画を立てて勉強を進めるようにしましょう!

より詳細で具体的な方法はこちらの記事でも紹介しています

ec5069共通テスト「情報」はいつから勉強する?高2の終わり〜高3が正解

共通テスト・「情報」オススメの塾

最後に

筆者がオススメする塾を紹介します。「情報I」の学習や大学入学共通テスト対策でお悩みなら、ぜひ一度こちらの塾にお問合せしてみてください!

オススメの塾

◆「情報I」の学習・対策にお悩みなら

プロ講師がオンラインでマンツーマン指導してくれます。

◆大学入学共通テストの対策にお悩みなら

東進は現役合格実績No.1の大学受験予備校。大手ならではのビッグデータを活用したAIによる学力診断に加え、 生徒の学力と志望校に応じた学習課題と優先度を明確に特定してくれます。

まとめ

国公立大学が「情報」科についてどのように取り扱うのか「受験にいるorいらない」のかを紹介しました。

ほとんどの国公立大学で情報が必要と位置付けられていますので、入念に対策をとるようにしましょう。

こちらの記事では「情報」科の対策方法について紹介しています。

共通テスト情報・対策共通テスト「情報」対策に必要なことは?塾講師が解説!勉強法と参考書

「情報」に関してはこれからもニュースが更新されていき、誰もが不安です。

事前にしっかりと準備して、激動の令和7年度入試に備えていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

それではまたここで会いましょう!

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