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大阪のレベルの高い公立高校に合格するために英検を受けさせた方が良いのかな?
英検を取得していないと大学入試で不利になるのかな?
という疑問を解消する記事となっています。
せっかく習い事をさせるのであれば入試などに活きるものにしたいですよね。
高校入試や大学入試に活きるものとして「英検取得」があります。その英検を取得するために幼い頃から英会話など英語に慣れ親しませることもあるのではないでしょうか。
それ、正解です
実は驚きの事実が発表されています。
大阪では公立トップ校の高校を受験する生徒の半分が英検2級以上を受験時点で取得しているのです。
令和4年 公立高校入学状況概要(大阪府発表)によると令和4年(2022年)に大阪府立高校のなかで文理学科を設置している高校に入学した高校1年生の中で、英語の外部検定(英検)の2級以上を取得していた生徒は志願者の半分を超える、54.9%に上ることがわかりました。
準1級は少ないですが2級所持者は多いですね
ちなみに、英検のレベル感は以下の通り。準1級と一言で言ってもそのレベルが高いことがわかります。
大学受験ではこのようにレベルの高い生徒とも戦うことになるため、英語を鍛えることが必須となります。
それってヤバくない?私も英検取った方が良いのかな?
そのとおり、取っている方が良いね
そこで今回は、大阪府が発表した令和4年度の入学状況概要から見えた新常識と大学入試に向けて心得ておきたいこと、そして英検2級を取得するために必要な4技能のコツを紹介します。
- 大阪府立公立トップ高校を受験する半分以上が英検2級を取得している
- 大阪府立公立トップ高校を受験するには英検2級以上の取得はもはや必須と言える
- 大学入試では高校受験時に英検準1級レベルを取得する生徒たちと戦うことになる
- 遅くとも高校1年生を修了するくらいには英検2級を取得しておこう
記事の後半では英検2級を取得するための4技能の対策のコツもお伝えしています。
大阪という地域性の強い記事ではありますが、
受験の参考にしていただけたらと思います。
それでは早速見ていきましょう!
目次
英語の外部検定を活用する理由とメリット
英語の外部検定を活用する理由とメリット:優遇措置がある
そもそもなぜ、大阪府の公立高校受験において英検を取らせるのか、それは優遇措置があるからです。
大阪府公立高校の受験では英語資格(外部試験)で一定のレベル以上の級に合格すれば、その級に応じて点数が保障され、当日の受験結果と比較して高い方を自身の得点にすることができるのです。
- 英検 準1級・1級 の 読み替え率(点数保障)→ (満点を基準として)100%
- 英検 2級 の 読み替え率(点数保障)→ (満点を基準として)80%
準1級を所持していれば、受験当日の英語の得点は100%が保障されるのです。
英検を事前に取得できていると、点数が保障されるため、英語を勉強する負担が減り、他の「数学」「理科」「国語」「社会」に注力することができますし
当日の英語の試験の問題がとても難しくて点数が伸びなくても80%(2級なら)の72点が獲得できますし、
逆に試験が簡単で72点以上、たとえば85点を取れたら85点を自分の得点にしてくれるのです。
どっちに転んでも有利ですよね
大阪府の公立高校の入試は「(通知表を得点換算する)調査書」と「当日試験の結果」を合算して合否判定しますが、公立高校トップ校を受験する生徒たちは調査書はほとんどオール5ですから、調査書による差はほとんどありません。
つまり当日の試験結果によるわずか数点の差が合否に直結してしまうのです。
熾烈な戦いを勝つにはどの科目も高い点数を取らないといけません。そんなプレッシャーの中、英語だけでも得点が保障されていると心理的な安心できると思いませんか?
こういった点数優遇とそれによる心理的な安心感を目指すために英検の活用をするのです。
この事実から知っておかないとヤバいこと
上記で紹介した英検利用率から知っておかないとヤバいことは以下です。
- 今後もこの傾向は続き、トップ校受験においては英検を取得していないと、同じ土俵に上がれなくなる?
- 大学受験ではこういったレベルの生徒と戦うことになることを理解しておく
順に解説します。
トップ校受験においては英検を取得していないと、同じ土俵に上がれなくなる!?
まずひとつは、トップ校を受験する際には英検2級以上を取得する流れは今後も続くであろうということです。つまり、トップ校を受験する際には英検2級以上は必須と考えて差し支えないでしょう。
さきほど紹介した通り、英検準1級を取得している生徒は当日、何もしなくても90点満点を獲得でき、他の教科に力を注ぐことができます。
わかりやすくいうと、英語は満点なので他4教科の勉強に熱心になれば良いのです。
一方で、取得していなければ英語も含めた5教科の勉強をしないといけません。
ただでさえ入試問題もハイレベルです。英検準1級取得している生徒と比べて「1教科多い・少ない」という差は心理的負担に大きな影響を与えます。
ですからトップ校を目指す場合は迷わずすぐにでも英検取得する準備を始めましょう。
大学受験ではこういったレベルの生徒と戦うことになることを理解しておく
2つ目は大学受験ではこのレベルの生徒と戦うことになることを理解しておく必要があるということです。
高校受験時には同じ学校を受験していなかったとしても、大学受験においては英検準1級を取得するような生徒と英語の試験を戦わないといけないということです。
なぜならば大学はいわば全国大会なので、全国のトップレベルの生徒が志望大学へ受験するからです。
大阪府公立トップ校の生徒は基本的に大学進学を前提にしていて、
- 東京大学
- 京都大学
- 大阪大学
- 北海道大学
といった国公立大学から
- 早稲田大学
- 慶應大学
- 同志社大学
- 立命館大学
- 近畿大学
といった有名私立大学まで受験します。
そのため、大学受験の際には英語に相当強くなっておく必要があるのです。
具体的には熾烈な大学受験を勝つために高校1年生が修了するまでに英検2級を目指せる英語力をつけておきましょう。
英検2級を目指すために必要なこと
英検を取得するといっても、対策って難しくない?
という心配を和らげるように、英検2級のために必要なことをまとめました。
英検は4技能(Reading・Writing・Listening・Speaking)を測る試験となっています。
それぞれの技能に対してどのように対策すれば良いかを順に紹介していきます。
リーディング・ライティングの対策
リーディングとライティングは
- 単語
- 文法
- 英文読解
に分けて紹介します。
単語
単語は
- 単語帳1冊を
- 1日に覚える範囲を決めて
- 何周も行って覚え込む
ようにしましょう。
単語帳を1冊徹底的に覚えるだけで単語力が増加します。複数の単語帳にまたいで取り組むよりも効果的です。
単語をしっかり覚え込むことで文章によっては文法を正しく把握できなくても単語で文意を読み取れることもあるため見逃せません。
なお、一日に覚える目安として100個がオススメです。それにより早期に単語帳を終えることができるからです。早期に終えて2周目3周目と複数回暗記に取り組む方がより定着できるでしょう。
1日100個が難しくても最低でも50個を覚えるようにしましょう。
文法
文法については
- 文法ルール
- 時制
- 特殊な用法
を中心に知識を身につけておくことが重要です。空所補充、並び替え、さまざまな形式の問題を解きながら文法知識を習得させておきましょう。
文法についても複数の問題集を用意する必要はなく、1冊を徹底的に取り組むようにしましょう。
英文読解
英単語・文法を学んだ上で正しく英文を読み解くことが必要です。
また、文章を読む際には文章のどこが主語なのか、主語に対応する述語は何なのかなど、文構造を正確に理解する「精読」を意識しましょう。
こうすることで、文章の主語を取り間違えて全然違う文意に解釈してしまうことを防ぐことができます。
英文を読解し正しい答えにたどりつくために思考力・素早く判断する力も必要ですがそのためにも精読は不可欠ですので、普段から読む際に意識しておくようにしましょう。
リーディング問題を解くコツ:選択肢を消去法で絞ろう
オススメの方法はリーディングでは、消去法で選択肢を絞るということです。
4択の選択肢のうち、明らかに正解ではないものを選び出し解答候補から省きます。
そして、残りの選択肢を問題文と照らし合わせ、「この解答が正しいと言える」理由を見つけ出すようにしましょう。
ライティング問題を解くコツ:テンプレートに当てはめて書く
ライティング問題ではテンプレート(型)に当てはめて書くようにしましょう。
型に当てはめて書くだけで伝わりやすい文章が仕上がります。
具体的にその型は
- 主張・結論
- 主張・結論の根拠
- 再度、主張・結論
という順番で書くことです。
この型を使うポイントは以下の通りです。
- 英語の文章での王道の型であり、減点されにくい
- 使う単語は難しくなくても良い(中学レベルの単語ばかりでもOK)
- 再度結論を書くときは、最初に書いた主張・結論とは違う表現で書くと尚良し
このようにメリットがたくさんあるテンプレートですので活用するようにしましょう。
なお、最後の「再度結論を書く際に、最初に書いた主張・結論とは違う表現で書く」ために類義語や言い換え表現をたくさん身につけておきましょう。
リスニングの対策
リスニングの対策は
- 英語に耳を慣らせる
- 全部の単語を訳す必要はない
です。
ちなみに、リスニングに強くなるためには単語を覚えておくことが重要ですが、単語を覚えてから取り組むよりもリスニングに取り組みながら単語も覚えていくというように並行で進めるのが良いでしょう。
リスニング問題を解くコツ:英語に耳を慣らせる
普段日本語の会話を聞いているのに、突然英語を聞いてもうまく訳せません。
そこで、単語帳に収録されているリスニングCDなどを用いて1日30分でも英語を聞く習慣を付けましょう。
特に英語特有の発音の癖や、頻出の場面設定でよく使われる表現などにも慣れておきましょう。
たとえば、リスニング問題ではショッピングや道案内の場面が起用されることが多いです。
そういったときにもよく使われる
- 時間
- 場所
- 数字(金額や距離)
などは注目して聞く癖をつけましょう。
リスニング問題を解くコツ:全部の単語を訳そうとしない
会話を聞いて全ての単語を訳そうとして会話文に置いていかれ、会話の内容を把握できず間違えてしまうことはありませんか?
全ての単語を訳そうとするといくら時間があっても足りません。ですから文章全体でどういったことを言っているのかという点を優先的に把握するようにしましょう。
英語の文章に耳を慣らすこと、全部の単語を訳さないようにすること、いずれも多くの問題演習をこなすことが必要ですので繰り返し時間をかけて身につけるようにしましょう。
スピーキングの対策
スピーキングでのNGなことは「何も話さないこと」です。
難しい単語を使う必要もないですし、文法も整っていなくても、多少間違えていてもコミュニケーションを取ることが大切です。
ただ、相手の話すことを聞き取り、論理的に説明するように心がけるようにしましょう。
また、日本語で面接する際にも「失礼します」、何かしてもらったら「ありがとうございます」と言うように、英語でも「Thank you.」などの挨拶を行い、「コミュニケーションとして成立させる」ことを重視しておきましょう。
まとめ
大阪府公立トップ校受験における英検利用の割合、そして英検2級を取得するため4技能の対策のコツを紹介しました。
まとめると
- 大阪府立公立トップ高校を受験する半分以上が英検2級を取得している
- 大阪府立公立トップ高校を受験するには英検2級以上の取得はもはや必須と言える
- 大学入試では高校受験時に英検準1級レベルを取得する生徒たちと戦うことになる
- 遅くとも高校1年生を修了するくらいには英検2級を取得しておこう
ということです。
特に大学入試で合格を勝ち取るために高校1年生を修了する時期までに2級を取得できるように取り組みましょう。
しかし、4技能の対策のコツを紹介しましたが、リスニング・スピーキングの対策は一人だとやりにくく、悩みませんか?
学習塾でリーディングやライティングの指導に対応していていも、リスニング・スピーキングについては対策しづらいのが現実でしょう。
せっかくリーディングやライティングを頑張っても他の2技能で足を引っ張ってしまっては悔しい思いをしてしまいます。そんな思いをしないために「Z会Asteria 英語4技能講座」がオススメです。
- AIによって自分にぴったりの問題に取り組めるので、4技能すべてどんどん先に進めることができる
- 添削指導はプロがマンツーマンで指導。丁寧なフィードバックがあるので、自分の弱点を補強できる
- スピーキングは、ネイティブ講師と毎回顔を見ながらコミュニケーションをとります。 「緊張せず・臆せず話せる」力が身につけることができる
- 受験指導に強いZ会ブランドで安心
といったオススメポイントがあります。
タブレットを用いた学習は不慣れな人も多いと思います。とりあえず資料請求してから判断するのが良いでしょう。
資料請求は簡単1分
2025年には「情報」も加わり大学入試は激化することが予想されます。受験学年になるまでに入試に活きることを準備し、「やっておけば良かった」と後悔しないように準備しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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