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ねぇ、なんで勉強するの?勉強する意味がわかんない…!
勉強する意味がわからないって言われても、どう答えたら良いのか悩むわ…
といった経験はありませんか?
確かに勉強する意味って漠然とした質問ですし、答え方が難しいものです。
- 「理由はさておき、とにかく勉強しなさい」
- 「将来役立つから」とか「大事だから」とか一般的なことしか言えない
の繰り返しで、言い争いになることも珍しくないですよね。
それにこれまで勉強でそういった不満を言ってなかったら尚更、保護者としてはショックを受けてしまいますよね。
私もこれまで生徒から聞かれたことがありました…
そのときにはよく
- 将来の選択肢を増やすため
- 良いところへ就職して稼ぐため
などと言って返していました。
でも、それだとなかなか納得できないんですよね。
一時的には納得してくれても、また同じ質問をしてくる。
これは根本的に解決できる方法がないかと考えた結果、
辿り着いたのが「勉強する意味を質問をしないような状態にすれば良い」ということです。
つまり、勉強に自信を持たせるのです。
一見、え?って思うかもしれませんが、勉強に自信をつけさせたこの方法は、これまで30人以上の「勉強の意味は?」と質問してくる生徒に効果的でした。
そこでこの記事では学習業界で10年以上働き、500人以上の生徒を指導した筆者が
「勉強する意味がわからない」という質問に対する最適解を紹介します。
この記事を読めば、新しいアプローチ方法を知って、答えにくい質問の煩わしさから解放されるでしょう。
ぜひ最後までお付き合いください♪
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
- プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
- AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
- 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中
目次
そもそも、勉強する意味とは何でしょうか。よく挙げられるのは以下ではないでしょうか。
共通しているのは「勉強することのメリット論」なのです。順に紹介します。
なによりよく聞くのが「選択肢を増やすため」です。
なりたい職業、やりたいことは、多くが自分の知っているものの中からしか選べません。だからこそ悩むことも多いですよね。
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【将来の夢がない人向け】大学選び 2つの方法(学部診断付き)しかし、勉強をすると、その選択肢を増やすことができます。
たとえば、弁護士になりたいのならば、たくさん勉強が必要です。
逆に言うと、勉強しなければ「弁護士になる」という選択肢を諦めなければなりません。
このように、勉強することで自分の選択肢を増やすことができる、これが勉強する意味の一つと言えるでしょう。
「部活動を優先したい!」「友達と遊ぶ時間を確保したい」というように勉強以外にも楽しいことが満載なのが学生生活です。
しかし、学生の本業は学業です。
家でもよく「遊ぶのは、クラブに熱を入れるのはかまわない。でも最低限のことはやりなさい」という会話があるのではないでしょうか。
次のテストで平均点以下なら部活をやめなさい。それが嫌なら勉強しなさい!という会話もこれに近いですね
このように、「やりたいこと」をやるために「やりたくないこと」をしないといけない、それを勉強する意味として挙げることも多いでしょう。
将来良い職業に就くため、というのも勉強する意味として挙げられることが多いです(ここでは年収を基準にしています)。
高卒と大卒の平均年収の差は100万円にものぼると言われています(引用:リクらく)。
そのため、大学へ進学した方が年収の高い仕事につける可能性が高くなります。
「将来良い職業に就いてたくさん稼ぐためにも今は勉強していた方が良い」と、勉強する意味として挙げることもあるでしょう。
勉強を通して、「わかった!」「できるようになった!」という体験がたくさんできます。知的好奇心が満たされる瞬間でもありますね。
こういった経験は、自己肯定感や成功体験として積まれていき、なにより子供にとっての「自信」になるでしょう。
このように「自信をつけるため」も勉強する意味と言うことができます。
上記の理由は、どれも「ごもっとも」なんですよ。
ただ、学生時代を終えた大人が「今になって思う、あのときやっていればよかった」を元に言ってることなのです。
「夏休みの宿題は早く終えなさい!」って言うのは自分の実体験から言う大人の正論です。
これらの「勉強する理由」を否定するつもりは毛頭ありませんが、でもこれらの理由を聞いて「なるほど」って腑に落ちてスッキリした表情になったことがありますか?
残念ながら、夏休みの宿題を早くやった方が良いと生徒が実感するのは、「早くやらなかった経験」をしてからです。
勉強する意味を実感するには時間がかかるのです。
正論なんだけど伝わらないのが難しいところなんですけどね
私のこれまでの指導経験から「勉強する意味は?」という質問の最適解は
「そんな質問しないような状態にもっていく」です。
たとえば、こんな質問を聞いたことありませんか?
家族(私)と仕事、どっちが大切なの?
この問いに対する答えは「そんな質問をさせてごめんな」と言われています。
(賛否はあるかと思いますが、研究家ではないのであしからず笑)
つまり、何が言いたいのかと言うと、
「『勉強する意味は?』という質問をしないような状態にすれば良い」のです。その方法は質問を禁じることではありません。
そもそも、「勉強する意味は?」と問いたくなる理由は、多くは勉強において
- つまずいている
- 苦手とするところが出てきてうまくいっていない
- 「やっているのにできない」という、もどかしさを感じている
からです。
仕事でもそうですが、「やっているのに成果が出ない・報われない」ときに働く意義を考えたくなります。
逆にうまくいっているときには「働く意味」なんて考えないものです。
勉強する意味は?という質問が「勉強がうまくいかない」ことから来ているのであれば、うまくいくようにしてやれば根本的な解決に近づきます。
そのため、勉強する意味を疑うヒマもないくらい、勉強に自信を持つことができれば良いのです。
そうすると自然と勉強する意味を問う回数は減ってきます。
思い出してみてください。学年1位の成績の生徒が「なんで勉強するんだろう?」と疑っていたことありますか?
勉強することが楽しい!とまで突出しなくても良いですが、勉強していても苦でないレベルや、勉強していて「人から頼られるレベル」になれば、「勉強する意味を問うこと」も少なくなるでしょう。
勉強に自信を持てた生徒から順に「勉強する意味は?」と質問してくることが無くなりました(実体験)
勉強に自信をつけることが最適解と紹介しましたが、その際に注意しておきたいポイントを2つ紹介します。
一つ目は「周りから頼られるような得意な教科」を一つでも作ることです。勉強ができるようになるといっても全ての教科に強くなる必要はありません。得意と思える教科を1つで良いので作りましょう。
さらに周りから頼られるというのも重要です。
中高生になれば家族から褒められることも嬉しいですが、同じくらい、場合によってはそれ以上に、友人から感謝されたり頼られたりすると嬉しいものです。
たとえば、
- 「英語はアイツに聞こう!」とクラスの友人から思ってもらえている
- テスト前に一度数学を教えてから、友達から数学の質問をたくさん受けるようになった
こういったことがあれば、勉強を頑張れば「周りから頼られる」という成功体験・喜びを味わうことができ勉強に自信がつきます。
決して「定期考査で100点を取れ!」というわけではありません。クラスの全員から頼られる必要もありません。
ただ、休日に友達と勉強する際に、テスト当日・開始直前に友達から質問される・頼られる。
そういうレベルで大丈夫です。
決してハードルの高いことではありませんから、得意な教科を1つでも作ることを目指してみましょう。
まずは教科書の内容を理解できる科目から取り組んでみてください
もう一つは「尊敬できる人から褒めてもらう」ことです。
先程同様、家族とは違う、先輩や有名人やスポーツ選手に憧れ、尊敬の念を覚える年齢になり、そのような人たちから褒めてもらえることに喜びを覚えるからです。
幼い頃は勉強すると「親」や「学校の先生」に褒めてもらえて、それが原動力にもなっていたでしょう。
でも、子供が成長していくと、こだわりや自我も芽生え、「尊敬する人」が生まれると、尊敬する人から褒めてもらう方が嬉しくなるのです。
残酷な言い方を承知で言いますが、親や学校の先生に褒められてもそれほど嬉しくない年齢になっているんですよね。
大人でも仕事をしていて、その頑張りや成果を「親」よりも「尊敬できる上司・人」から褒められた方が嬉しいものです。
尊敬できる人から褒めてもらえる方が「次も頑張ろう」という気持ちになりやすく、自信も育ちます。
そのため、尊敬できる人から褒めてもらうのも重要なのです。
これらのポイントを踏まえて、勉強に対する自信やモチベーションを高めるように取り組んでみましょう。
「勉強する意味がわからない!」という悩みに対しての最適解を紹介しました。
勉強で「苦手なところがある」、「わからないところがある」、「やっているけど上手くいかない」と、できない自分を無理に奮い立たせようとして「勉強する意味・目的」を探そうとしてしまいます。
勉強する意味は?という質問が「勉強がうまくいかない」ことから来ているのであれば、うまくいくようにしてやれば根本的な解決に近づきます。
もし、勉強をカバーするために、いま塾に通っていても、このように質問してしまっているなら見直すべき時期なのかもしれません。
勉強する意味を問わなくなるくらい勉強に自信を持てるように、
まずは得意な科目を一つでも見つけられるように環境を整えましょう。
どの教科も満遍なく苦手だよ…
という場合は「英語」を伸ばすことをオススメします。それは勉強した効果が現れやすいからです。
英語に強くなれば
- どの大学・どの学部でも入試で使える
- 外部検定を取得すれば入試に有利になる
というように、入試にも活かすことができます。
なお、英語は単元の関連性が強い教科なので、効果的に勉強した方が良いでしょう。
いまではAIを活用して苦手な部分を効率よく勉強するのが良いでしょう。無料アプリもあるのでまずは自分に合うか試してみると良いでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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