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そろそろ受験校を決めないといけない…けど決め方もわからない…!
というお悩みをお持ちの方にピッタリな記事になっています!
「そろそろ受験校を決めないとな」
「でも選ぶのは難しいな…」
「受験したい」と思える大学や学部が具体的に見つかっていないと、焦ってしまいますよね。
でも慎重になって当たり前です。初めての大学受験ですから決め方もわからないですよね。
私もこれまでたくさんの受験生を指導し、ほとんど全ての受験生を合格に導くことができました。
その経験に基づいた、合格のための受験校の決め方を紹介します。
受験校をどう決めて良いかわからないな…
と言う方はぜひ最後まで読んでみてください!
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
- プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
- AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
- 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中
目次
受験校を明確に決めておく必要がある理由は
- 2024年度は失敗できない年だから
です。
2025年度から新しい学習指導要領に則った大学入学共通テストが実施されます。
新しい制度では
- 「情報」が科目に追加される
- 歴史総合・公共など新設科目がある
- 数学Bに「統計的推測」が追加。「ベクトル」は数学Cで学習
- 必要な英単語:3,000語程度▶︎5,000程度へ
上記のようにさまざまな変更点があり、
これまでの制度より受験生の負担が大きくなることが予想されます。
そのため、2024年度の受験は失敗できないのです。
まずは、受験校を決めるにしても成功した例をもとに立てたいですよね。
これまでの経験から以下のポイントを踏まえて決めることがオススメです。
受験に成功するためのポイントは以下の2つです。
- 受験回数を多くする
- 2段階で決める
順に説明します。
一つ目のポイントは「受験回数を多くする」ことです。
- 一般入試日程以外でも推薦入試も受験する
- 一般入試日程でも複数日程受験する
- 挑戦校、実力校、安全校、それぞれ可能な限り複数日程受験する
ことで、受験回数を多くすることができます。
これにより、
- 数が多いため、入試本番までに解く過去問の量が自然と多くなる。
- 受験回数が多くなると、本番慣れして入試当日に実力が出やすくなる。
といった、本番に活きるメリットがあるのです。
もう一つのポイントは、「2段階で決める」ことです。
- 1回目は「(遅くても)高3の夏までに」
- 2回目は「高3の11月後半〜12月」
に受験校を決めたり調整したりします。
1回目は「高3の夏までに」決めることです。
この時点で決める目的は「秋に実施される推薦入試の出願校を確定させる」ことです。
出願校を決めるための方針は「合格校を確保すること」です。それは、推薦入試で合格を確保していれば一般入試で果敢にチャレンジすることができるからです。
そのため、現在の偏差値を中心に、
合格圏(安全校)の大学を2〜3校ほど選びましょう(模試の合格判定で「B」以上が出ているところ)。
日程調整で可能であれば、推薦入試でチャレンジ校を1校挟んでも良いでしょう。
2回目は「高3の11月後半〜12月」に実施して、推薦入試などの結果をもとに1月以降の出願校を再確認します。
この時点で決める目的は「一般入試日程での出願校を確定させる」ことです。
さらに決定する際の方針としては「最優先事項を整理して決める」ことをオススメします。
それは、冷静に受験校を決定できるからです。
この時には、推薦入試の結果や模試の結果が出ているため、「このままで良いのか」「この後の受験がうまくいかなかったらどうしよう?」という新しい不安が出てきます。
そのため、最優先事項を整理して決定する方が論理的に整理できて冷静に決定することができるのです。
- 必ず現役で合格したいのか、場合によっては浪人として再チャレンジも可能なのか
- 下宿して大学に通うことが可能なのか
など、ご家族を交えて相談するべきことを再度確認しながら、最優先することを整理します。
例えば、最優先することが
- 現役で合格すること
ならば、
推薦入試の合否結果によって一般入試日程の出願校を変えましょう。
▶︎推薦入試で合格している場合
現役合格という最優先事項はクリアできているので、一般入試でよりハイレベルの大学をチャレンジすることもできます。ですから、第一志望校や挑戦校に果敢にチャレンジしましょう。
- 挑戦校(第一志望校):3回
- 実力校:3回
▶︎推薦入試で合格していない場合
逆に推薦入試で合格できていなければ、現役合格という最優先事項をクリアするために一般入試日程では合格圏の大学を中心にしましょう。
また、安全校を中心に、受験する回数を多く確保できるように選ぶようにしましょう。
- 挑戦校(第一志望校):1回
- 実力校:3回
- 安全校:3回〜7回
このように最優先事項を整理していると、間違った出願校を選ばずに済むのです。
番外編:国公立大学を受験する場合は…
ちなみに、国公立大学を受験する場合は、共通テストの結果をもとに出願先を変更することもあるでしょう。
その場合でも、この時点で出願先を絞り込んでおくと良いでしょう。その際は
- 目標点通りに得点できたとき
- 目標点以上に得点できたとき
- 目標点を下回ったとき
この3つの状況に併せて絞り込んでおきましょう。
当日の結果に気持ちを持っていかれずに冷静に判断できますよ。
そもそもやりたいことが見つかっていないときには、「受験校選び」も苦戦することでしょう。
それでも機械的にでも暫定でも偏差値を基準に受験校を選ぶために、そして受験が近づいた時に後悔しないために以下の3点に注意しておきましょう。
それは
- 模擬試験を受けておく
- オープンキャンパスや学園祭に参加する
- 「行きたくないところ」の基準を明確にしておく
です。順に紹介します。
一つ目は、模擬試験を受験しておくことです。それは、なにより「模試結果が判断材料になる」からです。
さらに、なるべく全国模試(河合塾など)を受験するようにしましょう。大学受験は全国大会なので、全国に受験者がいる模試の方が、より正確な偏差値がわかり、受験校選定に役立つのです。
2つ目はオープンキャンパスや学園祭に参加することです。
それは、
- 実際に大学の雰囲気を味わうことができる
- 直感的にでも自分に合いそうかわかる
- それがモチベーションにつながる
からです。
大学が開くイベントのため時間や参加できるタイミングが限られますが、可能な限り参加するようにしましょう。
3つ目は「行きたくないところ」の基準を明確にしておくことです。
「行きたくないところ」を選定し、あらかじめ候補から外します。ポイントはそのときに行きたくない理由を明確にしておくことです。
たとえば、
- 家から通えないから
- 勉強する内容が自分の予想している内容と異なる(商学は嫌だなど)
- 共学でないから
などです。
これを明確にしておくことで暫定でも受験校を選定する際に、「NGポイント」を避けて選ぶことができるのです。
受験校が決まっていない生徒に向けて「受験校の決め方」を紹介しました。
- 1回目は高3の夏までに
- 2回目は高3の11月後半〜12月に
このように2段階で決定していけば、現状を踏まえて決定していけるでしょう。
そのためにも
- 模擬試験を受験
- オープンキャンパスや学園祭を通して大学の雰囲気を掴む
- 行きたくない基準を決めておく
といったことも行っておきましょう。
合格のために整理しながら受験校を決めていきましょうね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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