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成績があがらないなぁ…
このように悩んだ経験はありませんか?
今回はこのようなお悩みを持つ人に向けた記事となっています。
私はこれまで500人以上の生徒を指導してきましたが、その中で
- 成績が大幅に上昇した生徒
- 成績が伸び悩んだ生徒
ぶっちゃけた話、両方のケースがありました。
成績が伸びなければ、
- やる気が出ない
- 勉強が嫌い
- 自己嫌悪になる
- 周囲の人も心配になる
といった悪影響もたくさんありますよね。
どうせ勉強するなら成績をあげたい。その結果、行きたい進学先に行けるようになりたい。
でもどうしたら良いかわからない。
そういったお悩みをたくさん聞いてきました。そしてなぜ伸び悩むのかを考えた時、気づいたのです。
私が担当した、成績が大幅に伸びた生徒に共通していたのが「素直さ」を持っていたことです。
先生が指示したこと、提示した課題を「素直にまずはやってみる」という素直さを持っていて、それを実践したのです。
一方で、成績が伸び悩んでいる生徒に共通していたことが「まずはやってみる」という姿勢になっていないことでした。
もちろん自分なりのやり方を持つことは良いことではありますが、遠回りになることもあります。
どうせなら、努力が報われたいし、成績を伸ばしていきたいですよね。
そこで今回の記事では、筆者のこれまでの指導経験から
- 大幅に成績が伸びた例・伸び悩んだ例
- 素直だと成績が上がる理由
について紹介します。
なかなか成績があがらないなぁ…
と言う人はぜひ最後まで読んでみてください!
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
- プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
- AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
- 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中
目次
私が担当した生徒のなかで成績が大幅に伸びた例を2つ紹介します。
一人目は中学3年生です。3年生の夏に入塾したその生徒は、志望校に合格するために必要な偏差値が10以上離れていました。
しかし、
2学期からは毎日塾に来て、自習するようにしよう
というように私と相談して決定し、受験までの半年間、毎日塾に来てコツコツと勉強していました。
その結果、11月ごろから学力も向上し定期考査や模擬試験でも良い結果を残せるようになり、最終的には偏差値としてはわずかに届いてなかったものの、合格してくれました。
二人目は高校3年生です。入塾まで部活動一辺倒で勉強の習慣もほとんど身についていない生徒でした。もちろん入塾時点で偏差値は志望校に届いておらず、模擬試験での判定結果も「D〜E」判定でした。
ハイペースで勉強を進めないと合格が難しいと判断したため、
ハイペースだけど最低でも毎週200個ずつ英単語を覚えよう
という課題を出しました。
他の科目の勉強もありましたので、決して簡単な課題ではありませんでしたが、やり遂げたその生徒は、11月後半から成績が伸び始めて、志望校に合格することができたのです。
他にも成績が伸びた例はありますし、わかりやすい事例を2つ紹介しましたが、共通しているのは「素直に課題に取り組んだ」ことです。
一人目は受験があるとはいえ、「毎日はキツいよ」と感じてしまうのに、それを乗り越えてコツコツ勉強を進めました。二人目もハイペースで大変な課題ではありましたが、反抗や「覚える個数を少なくしてほしい」という交渉をするわけでもなく「素直に取り組み」、成績を伸ばしました。
この2人の生徒に代表されるように、「素直に取り組むことで成績が上がること」を示してくれたのです。
先程の例とは反対に、
成績が伸びなかった例も、恥ずかしながらたくさんあります
成績が伸びなかった生徒の共通点は、「素直でない」ということでした。
たとえば、「宿題を忘れる」「言われたこと(課題など)をやらない」ということが頻発だったのです。
成績を上げるためにはある程度の演習量を積んで、定着させる必要があります。しかし、演習量を確保するために指示したその内容をやらなければやはり、成績は上がりません。
よく言われる「勉強ができる人」は、「宿題を忘れる」という印象がないですよね
では、なぜ「素直になる」と成績が上がるのかというと、以下の2つの理由が挙げられます。それは
- そもそも塾の指導は、これまでの経験からうまく行ったもの(教え方)を踏襲しているから
- 素直に取り組む=「できるようになる」近道、できるようになれば「もっと勉強する」ようになる
からです。
一つ目の理由は、「そもそも塾の指導は、これまでの経験からうまく行ったもの(教え方)を踏襲しているから」です。
素直に取り組まないということは、うまくいくためのアドバイスをもらっていながら、実践していないのと同じなのです。
たとえば、野球やサッカーをはじめ、習い事でも、「もっとできるようになる」ために、コーチや先生のアドバイスを素直に聞き入れますよね。
それは、コーチや先生という「その道のプロ(うまくいった経験を持つ人)の言うことはきっと正しい。同じようにすれば伸びるんだ」と思えるからです。
勉強でも同じように、塾の先生は「うまくいった経験」を持っている人のアドバイスなので、素直に取り入れることで伸びる可能性が非常に高いのです。
先ほど説明したように、「うまくいった経験」を持つ人のアドバイスを取り入れることは、いわば「できるようになる近道」だといえます。そして、「できるようになる」と「もっと勉強する」ようになるのです。
「先生のアドバイスや課題を素直に取り入れる」→「できるようになる」→「もっと勉強するようになる」→「先生のアドバイスをもっと聞き入れるようになる」
素直な生徒は自然とこういったサイクルを作り出せているのです。
よく「やればできる」と言います。それは正しいと思いますが、
私は「できるからやる」という考えの方が、生徒たちにとっては意欲が湧きやすい
と感じています。
そのため「できる」という実体験を持っている生徒は、勉強することが「そこまで苦ではない」という気持ちになるので、よりいっそう勉強に取り組むようになるのです。
そのきっかけに先生からのアドバイスは素直に従う方が近道となるのです。
素直になることは「従順になる」ということと似ているようで違います。
従順になると、「NO」と言わず、なんでもかんでも「YES」と受け入れることにも繋がってしまいます。
たとえば、一昔前では違和感のなかった、「厳しい言葉を浴びながら指導を受ける」ということも従順であれば受け入れることになりますが、どうしても自分に合わないこともあります。そういったことをやり続けるのは無茶です。
あくまで自分の性格なども含めて相性の良い人からのアドバイスを素直に取り入れるようにしましょう。
たとえば、
- 英単語を毎週●●個ずつ暗記するようにしよう
- 数学の問題でわからなくても、すぐに解答を見るのではなく、解答の方針だけでも書くようにしよう
- 寝る前に20個ずつ古文単語や暗記科目の語句を覚えよう
- 体調・天候不良を除いて、毎日塾で2時間自習する
というように、
「今の自分にとっては少し難しいけど、本気や底力を出せば、達成できそう」という課題やハードルを提供してくれたときには、素直に取り組むようにしましょう。
最後に、「素直になる」ためには環境が非常に大きく影響していることが多いです。そのため、下記のような環境が整っているかどうかを振り返ってみましょう。
- 勉強を頑張っても普通(後ろ指を指されない)な環境(学校や友人関係)があるか
- わかりやすい授業を展開したり、できること・解ける問題が増える授業を展開してくれる先生か
もし、整っていなかったり違和感が残れば、成績をもっと伸ばすために環境を見直してみても良いかもしれません。
これまで10年以上学習塾業界に勤め、500人以上の生徒を指導した筆者の体験から「成績が伸びる生徒」は「素直さがある」ということを紹介しました。
成績を上げる方法は人それぞれです。ですが、うまく行った人の経験を素直に真似することが効果的であることも多いです。
ぜひ、そういったうまく行った経験を持つ人のアドバイスを、「まずは素直にやってみる」。この姿勢を持つようにしてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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