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情報Iの勉強したいけど、どの参考書を使ったら良いのかわからないよ…
という方に朗報です。
ついに情報Iの問題集が登場しました!
その参考書とは…
「高校 定期テスト 得点アップ問題集 情報I / 旺文社 」です。
このテキストは
- 教科書に載っている基礎内容を網羅している
- 穴埋め形式の問題集でアウトプットできる
という特徴を持っており、
- 「情報」の基礎内容を早くから定着させておきたい
- 定期考査の追い込みとして演習を重ねたい
といった要望を叶えてくれるテキストとなっております。
このテキストに載っている基礎内容を早くに定着させることができれば高校3年生になったときに大きなアドバンテージをつくることができるでしょう。
そこで今回は、受験指導を10年以上続け、500人以上の生徒を指導してきた筆者が、当テキストの
- 良い点・オススメポイント
- 使用する上で注意しておきたいこと
- 受験を見越した効果的な使い方
を解説しています。
「情報I」に関してまだ市販のテキストが少ない中、ここまでわかりやすく簡潔にまとまっているテキストは初めてではないでしょうか。
このテキストははっきり言って基礎内容を定着させるのに最適です。
先に言うと、掲載問題の難易度的に、このテキストを解けるようになれば共通テストを解けるようになるわけではありませんが、共通テストを解けるようになるにはこのテキストに載っている基礎的内容は最低限理解しておくことが必要です。
ぜひこのテキストで「情報」の対策を早速はじめましょう!
目次
当テキストの良い点・オススメポイントは以下です
- 問題演習形式である
- 難易度が基礎レベルであるため基礎内容の総復習ができる
順に紹介します。
まず一つ目はなんといってもこれ、「問題演習形式」であることです。
これまで「情報I」の市販教材は解説書スタイルで、登場する語句などをわかりやすく解説するインプット形式でした。
当ブログでも紹介している「高校の情報Iが1冊でしっかりわかる本」も語句をわかりやすく解説しているテキストでした。
一方で、「定期テスト得点アップ問題集」は、空欄補充(穴埋め)方式の演習形式となっており、蓄えた知識をアウトプットすることができます。
また、
- 1テーマあたり20分で学習できる構成
- 「定期テスト形式の問題を解いてみよう」という本番形式の問題も掲載されている
ため、定期考査直前でも追い込みをかけるのに最適な内容になっています。
別冊で一問一答ブックが付いているので試験直前まで対応しているのも良い点ですね。
覚えた知識や語句はアウトプットすることで定着を図ることができます。定着を図るためのテキストがようやく登場です
2つ目の良い点は「難易度が基礎レベルであるため基礎内容の総復習ができる」点です。
教科書の内容の中でも「基礎事項」「要点」を絞っており、基礎内容を網羅しています。
そのため、
教科書のどの単語を覚えれば良いかわからないよ
というお悩みも解決です。
まずはこのテキストに沿って演習を行えば基礎内容の総復習が可能となります!
一方で、注意しておきたい点は
- 共通テスト対策レベルではない
- 教科書によっては一部掲載していない内容や表現が違う場合もある
です。
順に紹介します。
一つ目は「共通テスト対策レベルではない」ということです。あくまで、定期考査用の対策テキストとなっています。
共通テストで高得点を目指すには、知識のインプットだけでなく、
- 知識を活用して問題を解く
- 問題文で設定されている条件から素早く解答を導き出す
能力が必要です。
簡単に言うと、応用レベルが必要ということです。
特に、「情報」科の第3問・第4問で出題されるであろう、
- プログラミング
- データの活用(統計的知識)
を活用した問題の対策としては力及ばずという印象です。
ですが、まずは共通テストの対策の第一歩として基礎内容を定着させることは避けて通れません。そのためのテキストとしては最適と言えるでしょう。
2つ目は「教科書によっては一部掲載していない内容や表現が違う場合もある」ということです。
これは各社の教科書による表記や収録内容の違いがあるからです。
学習指導要領で指導する内容は決まっているものの,すべての教科書で登場する語句や内容が全て同じというわけではありません。
しかし、「情報I」で扱う技術は日々進歩を遂げ,数年前の知識でも「古い」と感じることもあるほどです。当テキストは教科書にかかわらず共通して身につけておくべき知識が集まっているため安心して使用できます。
私だったら、当テキストを効果的に活用するために、生徒に以下のように使用するように伝えるでしょう。それは
- 定期考査対策として活用する
- 共通テスト第1問対策として活用する
です。
一つ目は、定期考査対策としてです。
当テキストのタイトル通りですね。
学校の授業内容をノートや教科書でひとまず覚えた後、定着を図るために活用することをオススメします。
2つ目は「共通テスト第1問」対策として活用することです。
「情報」の試験では、第3問(プログラミング的思考)、第4問(データの活用・統計的知識)では思考力が非常に問われる内容となることが予想されますが、
第1問・第2問では基礎内容を問う、小問集合形式で出題されることが予想されるため、その対策に適しているでしょう。
試作問題でも以下のような配点になっています。
問 | 範囲 | 配点 |
---|---|---|
1 | 「情報社会の問題解決」 「情報通信ネットワークとデータの活用」 「コンピュータとプログラミング」 「コミュニケーションと情報デザイン」 | 20点 |
2 | 「情報社会の問題解決」 「コミュニケーションと情報デザイン」 「コンピュータとプログラミング」 | 30点 |
3 | 「コンピュータとプログラミング」 | 25点 |
4 | 「情報通信ネットワークとデータの活用」 | 25点 |
計 | 100点 |
▶︎試作問題の解説はこちら
【最新】(情報1)共通テスト試作問題 難易度と3つの対策共通テストをはじめ受験においては「情報」に限らず、「解ける問題を確実に正答する」ことが大切です。
そうすると、難しい第3問と第4問に手こずることを考えると、高得点を獲得するために、第1問と第2問ではほぼ全て正答することが重要です。
そのためにも当テキストを共通テストの第1問の対策として役立てましょう。
具体的には夏休み・冬休みといった長期休暇を利用して総復習するようにして、3年生になるまでに当テキストの内容が定着するようにしたいところです。そうすれば、共通テストの対策を本格化する際に良いスタートを切ることができるようになるでしょう。
2年生の間に基礎内容は身につけておきたいですね
「高校 定期テスト 得点アップ問題集 情報I / 旺文社 」を紹介しました。
この参考書は
- 基礎的内容がまとまっている
- 1テーマあたりにかかる時間が短く、短期間で対策できる
- アウトプットできる
- 「定期テスト形式の問題を解いてみよう」という本番形式の問題も掲載されている
といった点がオススメポイントです。
繰り返しにはなりますが、掲載問題の難易度的に、このテキストを解けるようになれば共通テストを解けるようになるわけではありませんが、共通テストを解けるようになるにはこのテキストに載っている基礎的内容は最低限理解しておくことが必要です。
高校2年生の間に当テキストの内容を身につければ3年生になったときにほぼ間違いなく、大きなアドバンテージが作れていることでしょう。
2025年の受験まで少し余裕がありますが、だからこそ、このタイミングを逃さないようにしてください。
受験直前に焦らないために今から少しずつ始めるようにしましょう。その第一歩に最適なテキストです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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