【忙しい人向け】「情報I」が共通テストに。特徴をわかりやすく解説

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保護者
保護者

高校で情報1って科目が必修化して共通テストにも出るって聞いたけど…

保護者
保護者

共通テストの「情報」のことを知りたいけど深く知る時間がないよ。。

このように、「情報が(プログラミングが)大学入学共通テストに出る」と聞いたけど、あまり詳しくは知らないという方に向けて

コトゼニ
コトゼニ

学習塾業界で10年以上働いた私が解説します!

学習塾業界で10年以上働いた私が「これだけは知っておいてほしい」ということをまとめました。

サッと読める分量になっていますのでぜひ最後までご覧ください。

(それぞれの要項などは2022年7月時点の公開情報を元にまとめています)

2022年度から高校で必修化。2025年から大学入学共通テストの科目に。国公立大ではほぼ必須。

「情報」とは高等学校で指導する科目の一つです。2018年に制定された学習指導要領の改訂(2022年度より高校で施行)では情報は「情報I」と「情報II」に分かれ、そのうち、「情報I」は高校の必修科目となりました。また、2025年度の大学入学共通テストで受験する科目に「情報」が追加されることになりました。

国公立大学を受験する学生はこれまでの受験科目であった「英数国理社」に加え、「情報」が追加されることになり、6教科8科目の勉強が必要になるのです。

試験科目に追加導入する予定の大学も多い

「情報」を入試科目として利用すると発表する大学も徐々に多くなってきました。例を挙げると

  • 旭川医科大学
  • 帯広畜産大学
  • 室蘭工業大学
  • 東京大学
  • 群馬県県民健康科学大学
  • 静岡大学
  • 大阪大学
  • 三重県立看護大学
  • 九州大学
  • 九州工業大学
  • 福岡県立大学
  • 長崎大学

です。私立大学では早稲田大学が発表しています。(いずれも2022年7月時点)

2022年の時点でこれだけの大学、国公立大学が発表しているので、これからもっと増える可能性はあります。そうするとやはり「情報I」の対策は英数国理社と同様に、入念に行う必要があるのです。

情報Iの授業で学ぶ内容は?目玉はやはりプログラミングの登場!

学校が採択する教科書によって、各章の構成は異なりますが、学習指導要領に定められている情報Iの指導内容は以下の4章に分かれています。第3章でプログラミングが盛り込まれており、「プログラミングが入試に出る」と話題になっています。

  • 情報社会と問題解決
  • コミュニケーションと情報デザイン
  • コンピュータとプログラミング
  • 情報通信ネットワークとデータの活用

もっと具体的な内容の解説はこの記事に記載していますので(量が多いので時間がある時に)ぜひ読んでください。

試験概要

現時点で暫定となっているもの

大学入試センターが公開している情報をまとめると、以下のようになります。

  • 出題科目は『情報』の1科目とする。
  • 情報で一つの試験時間帯とする。
  • 試験時間は60分
  • 配点:未定
  • 令和7年度に関してはPBT(紙面で試験を実施)方式で実施
  • 得点調整科目の対象となっている

配点が気になるところではありますが、同じ試験時間で実施される理科や地歴公民の配点を考えると100点満点になる可能性が高いですね。この辺りは続報を待ちましょう。

そして、この記事では情報Iの試験概要について、現時点で公表されていることをさらに細かく解説しています。「得点調整って何?」と疑問に思った場合も、ぜひ覗いてみてください。

どんな内容が試験に出るの?

予想はつきにくいがサンプル問題が公表されている

試験について未定の箇所は多いですが、すでに大学入試センターより、サンプル問題が公表されています。

サンプル問題は大問3つで構成されており、

その中にはプログラミング的思考力を問う問題もあります。

多くの学生が苦戦するかもしれないこの第2問は下記記事でじっくり解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

情報Iの内容についてまずは概要を把握し対策に繋げよう

受験指導の目線から情報Iの科目について、「これだけは知っておきたい」ということを厳選してまとめました。いかがでしたでしょうか。

この内容を元に情報1について概要を把握し、対策につなげていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたここで会いましょう!

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