【情報1で興味を持ったあなたへ】エンジニア、IT業界への就職は?

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保護者
保護者

プログラミングを情報1で学んだら、IT系の業界に就職させるべきなの?

生徒
生徒

プログラミングにとても興味を持てたんだけど、それを活かせる仕事ってないかな?

新たに2022年度から高校で必修化された教科「情報I」。その内容にはプログラミングが含まれています。「プログラミングができれば就職に役立つ」「IT業界への就職の近道になる」とお思いになるでしょう。

情報1を学ぶことによって、「プログラミング」や「IT業界」に興味を持つ人は多くなるでしょう。

コトゼニ
コトゼニ

情報1をきっかけに興味を持ったなら、エンジニアやIT業界への就職もアリ!

エンジニアのお仕事やIT業界への就職を考えるのは大いにありだと私は考えています。10年以上学習塾業界で働き、キャリア教育の観点からも進路指導を行っていた私が「情報1をきっかけに、エンジニアやIT業界への就職に賛成する理由」をお伝えします。

是非最後まで読んでください。

社会全体がデジタル化。IT導入は今後も加速

そもそも情報1では、プログラミングだけでなく、ITに関する基礎知識も学びます。それら学んだことは、実社会においても役に立つものばかりです。

それは、社会全体がデジタル化しているからです。

例えば、

生徒
生徒

学校からの連絡も、スマホやタブレットで受け取るのが当たり前!

ということはありませんか?身近にも、以前と違ってデジタル化が進んだ例はありますよね。このように、社会全体がITを導入していき、デジタル化が進んでいます。

仕事を行う上でも、デジタル端末を操作することが前提になっています。

また、システムを利用する上で、個人情報についても取り扱うことが多くなります。情報1では個人情報保護法などセキュリティ関連のITの周辺知識も学びます。これらは、ITやシステムを利用する上で知っておくべきことですよね。その意味では、情報1で学んだプログラミングだけでなく、役に立てられる知識は多いと言えるでしょう。

プログラミング知識があれば、もっと役に立つ

現時点ではまだ、プログラミングできる人が多くない

例えば、職場でも「エクセルは使えるけど、マクロ(VBAを使ったプログラム)は作れない」という人や、「Word Pressを使ってホームページは作れるけどもHTMLやCSSを使ってホームページは作れない」という人も周りに多いのではないでしょうか。

このように「ITに関して詳しくないわけではない、だけど、プログラミングはできない」という人は多いのが現状です。

IT人材は、いわゆる「売り手市場」

プログラミングスキルを持っていると、IT業界への就職もしやすくなります。IT業界と一言で表現しても幅広い仕事がありますが、例えばエンジニアの仕事に就くこともできます。

特にIT人材は、人材不足が叫ばれており、2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表しています。

IT人材の育成を強化するように経済産業省も推奨しており、ITスキルをもった人材は売り手市場となっているため、比較的就職に就きやすいという特徴があります。

ITの仕事の代表格、エンジニアの仕事とは?

エンジニアの特徴

エンジニアの種類

広義でのエンジニアとは「工学者・技術者」を指しますが、IT業界では、「組み込み系エンジニア」「Webエンジニア」などを指すことが多いです。ここではWebエンジニアを「エンジニア」と呼ぶことにします。

Webエンジニア

WebエンジニアとはWebアプリケーションを開発するエンジニアのこと。

TwitterやFacebookといったSNSや・ECサイト・動画配信サイトなど、身近に利用している様々な分野のサービスにWebアプリケーションは存在します。それらを取り扱うのがWebエンジニアです。

Webエンジニアの中でも「バックエンドエンジニア」「フロントエンドエンジニア」「インフラエンジニア」と分かれていますが、実際の業務では、それぞれの領域の知識が最低限必要になる場面が多いです。

年収が高い

一般的にエンジニアのお仕事は年収が高いと言われています。

転職サイトのdodaが2021年12月に公表した「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、ITエンジニアの平均年収は全職種の平均年収に比べて35万円高い438万円です。

新人エンジニアからステップアップを踏んで、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントになると、年収も比例して高くなっていきます。

年収が高く、IT業界の人材不足による売り手市場、つまり安定を見込めるということで、就職の選択肢を広げるために幼い頃からプログラミングを学ばせるご家庭も徐々に多くなってきています。

エンジニアになるためには?

それでは実際にエンジニアを目指すとなるとどのようにすれば良いのでしょうか。

コトゼニ
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学生なら情報系の学校や学部に進学する。社会人はプログラミングスクールに通うのがオススメ。

深く学べる大学や学部を選ぶ

エンジニアになりたい!と考える高校生はプログラミングを学べる大学への進学を考えてみましょう。

例えば関西では

などの大学があります。上記の中には、文系教科で受験できるところもありますので、文系理系問わず、進学を目指すことができます。

【社会人向け】プログラミングスクールに通う

ここまでは学生を対象にお伝えしていましたが、社会人の方で、エンジニアになりたい!という方は、プログラミングスクールに通うことをオススメします。

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私もプログラミングスクールに通いました!

私は独学からプログラミングの勉強を始めましたが、その後、プログラミングスクールに通いました。

私は「テックキャンプ」さんにお世話になりました。

プログラミングスクールはエンジニア転職に向けたカリキュラムになっているので、しっかりとした力を身につけることができます。ただ一方で、しっかりと時間を確保する必要がありますので、その点をクリアできる方はスクールに通うことをオススメします。

プログラミングスクールに通った体験記は下記記事でも書いていますのでぜひ覗いてみてください。

もちろん、プログラミングだけができれば良いというわけではない

エンジニアは当たり前ですが、プログラミングだけできれば良いというわけではありません。システムはユーザーや顧客の課題を解決するために作られるので、要件定義など、事前の打ち合わせが必要ですし、複数人のチームで制作することもたくさんあります。そのため、基本的なコミュニケーション力や、社会人として必要なビジネススキルが必須なのは言うまでもありません。

まとめ

エンジニアはこれからも求められる職種。しっかり勉強できる環境を整えよう

いかがでしたでしょうか。情報1の勉強をきっかけに、ITを深く知りたい、それを活かしたい!IT業界でのお仕事に就きたい!と興味を持った人は、しっかり勉強を重ねられるようにしましょう。

高校生ならプログラミングを学べる大学・学部への進学を、社会人であれば、プログラミングスクールへの通学を考えてみましょう。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまたここで会いましょう!

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