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情報Iの勉強したいけど、どの参考書を使ったら良いのかわからないよ…
という方に向けた記事となっています。
「情報1」の対策参考書として「高校情報1をひとつひとつわかりやすく。/ 学研」を紹介します。
このテキストは
- 教科書に載っている基礎内容を厳選して網羅している
- 単元ごとに要点整理が1ページ、さらに基礎内容確認問題演習が1ページとまとまっている
という特徴があります。
このテキストに載っている基礎内容を早くに定着させることができれば高校3年生になったときに大きなアドバンテージをつくることができるでしょう。
そこで今回は、受験指導を10年以上続け、学習塾で「情報」も教えている筆者が、当テキストの
- 良い点・オススメポイント
- 使用する上で注意しておきたいこと
- 受験を見越した効果的な使い方
を解説しています。
先に言うと、掲載問題の難易度的に、このテキストを解けるようになれば共通テストを解けるようになるわけではありませんが、共通テストを解けるようになるにはこのテキストに載っている基礎的内容は最低限理解しておくことが必要です。
ぜひこのテキストで「情報」の対策を早速はじめましょう!
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。
- 500人以上の生徒に学習・進路指導
- 指導した受験生の合格率 94.7%
- 学習塾で「情報」科を指導・プログラミングの講師
- 「X」で情報Ⅰの語句チェック配信中(@kotozeni)
目次
まずは情報Iの参考書や問題集を選ぶ際に持っておきたい基準を紹介します。
基準をまとめると以下の3つと言えるでしょう。
- 【定期テスト?共通テスト?】対策の目的から選ぶ
- 自分のレベルに合わせて選ぶ
- 問題数や解説の充実度合いで選ぶ
対策の目的に応じて選ぶ参考書が異なり、
定期テストでは教科書の理解を補助するものを、共通テストに備えるには、より実践的な問題にもチャレンジできるものを選ぶ必要があります。
また、問題数が多く、解説が充実している参考書を選ぶことで、高得点を獲得するための演習量を確保できます。
詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
高校情報Ⅰ おすすめ参考書・問題集【2024年2月】最新書籍と選び方当テキストの良い点・オススメポイントは以下です
- 厳選された単元に絞られている
- 独学では苦戦しやすい単元の解説が充実
順に紹介します。
この参考書は
- 情報技術が築く社会
- 情報デザイン
- コンピュータのしくみとデジタル化
- ネットワークとセキュリティ
- 問題解決とデータの活用
- アルゴリズムとプログラミング
の6章、62単元で構成されています。
さらに、少しずつ、効率よく学べるようにわかりやすい解説(左ページ)+練習問題(右ページ)が見開きに掲載されており、気負いなく勉強できます。
- 各章の中でも重要な項目、最低限覚えておかないといけない単元だけが収録されている
- 超基礎からやさしく学べ、難しい用語をできるだけ避けている
- わかりやすい文章と図で解説
情報Iをはじめて学ぶ人や、ほかの参考書や問題集では少し難しいと感じる人でもこの本なら大丈夫です。
高校入学準備にもぴったり。さらに、やさしい練習問題で、理解した内容をしっかり定着できます。
2つ目のオススメポイントは「独学では苦戦しやすい単元の解説が充実」している点です。
具体的には
- 論理回路
- 2進数
- 16進数
- Webページのタグ
- IPアドレス
- データ送信時間
といった馴染みのない人にとっては一度では理解しづらいような単元の解説が充実しています。
またこれらの単元は「情報1」の中でも理解して得点源にしておきたい範囲でもありますので、これらの単元の理解を深めるためにもこのテキストは非常に適していると言えます。
一方で、注意しておきたい点は
- 共通テスト対策レベルではない
です。
順に紹介します。
一つ目は「共通テスト対策レベルではない」ということです。どちらかと言うと定期考査用の対策テキストとなっています。
共通テストで高得点を目指すには、知識のインプットだけでなく、
- 知識を活用して問題を解く
- 問題文で設定されている条件から素早く解答を導き出す
能力が必要です。
簡単に言うと、応用レベルが必要ということです。
特に、「情報」科の第3問・第4問で出題されるであろう、
- プログラミング
- データの活用(統計的知識)
を活用した問題の対策としては力及ばずという印象です。
ですが、まずは共通テストの対策の第一歩として基礎内容を定着させることは避けて通れません。そのためのテキストとしては最適と言えるでしょう。
私だったら、当テキストを効果的に活用するために、生徒に以下のように使用するように伝えるでしょう。それは
- 定期考査対策として要点整理に活用する
- プログラミングの基本事項を復習するのに活用する
です。
一つ目は、定期考査対策としてです。
この参考書は各単元で要点整理1ページ、問題演習が1ページあり、さらに各章のおわりに「復習テスト」という総まとめ問題が収録されています。
要点が整理されているので定期考査前などに活用できるでしょう。
2つ目は「プログラミングの基本事項を復習するのに活用する」ことです。
「情報」の試験では、第3問(プログラミング的思考)、でプログラミングの問題が出題されることが予想されますが、
このテキストでは
- アルゴリズム
- 変数
- 条件分岐
- 繰り返し
がそれぞれ1単元として設定されており、「プログラミング」の基本事項を復習するのに適しています。
共通テストを見越すとプログラミングは避けて通れません。そのため、早い目に基本事項を押さえておきましょう!
「高校情報1をひとつひとつわかりやすく。/ 学研」を紹介しました。
この参考書は
- 厳選された単元に絞られている
- 独学では苦戦しやすい単元の解説が充実
といった点がオススメポイントです。
高校2年生の間に当テキストの内容を身につければ3年生になったときにほぼ間違いなく、大きなアドバンテージが作れていることでしょう。
2025年の受験まで少し余裕がありますが、だからこそ、このタイミングを逃さないようにしてください。
受験直前に焦らないために今から少しずつ始めるようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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