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高校3年生の先輩が大学入学共通テストの申し込みをしたって聞いてなんか焦る
2025年には情報Iが試験科目に追加されるけど、何か追加情報ってないのかな?
というように、10月に入ると、大学入学共通テストまで100日を切り、”すぐそこ”にまで迫る時期となります。
先輩が受験勉強に打ち込んでいる姿を見ると、自分の受験にも思いを馳せることも多くなりますよね。
そして、2025年度に受験する学年の人たちは、「情報」科が追加されます。
初実施となるため、きちんと事前に試験に関する情報を取得して入念に準備したいですよね。
そんな折、大学入試センターが2022年11月9日を目途に追加情報を出すと告知しています。
この記事ではその追加予定の情報はどういった内容なのかを解説し、その追加情報の中に含まれていると嬉しいと感じる項目も合わせて解説しています。
情報は多くなれば整理するのが大変という側面もありますが、多いに越したことはありません。
この「情報の差」が受験結果に響くかもしれません。
そう思うと侮れないのも試験情報。
この記事も一つの参考にしてください!
- 2025年度に大学入学共通テストを受験する人およびその保護者の方々
- 大学入学共通テストの「情報」について早期から対策したい人
- 11月に追加公表予定の情報があると知らなかった人
どれか一つでも当てはまる方はぜひ読んでください
\この記事でわかること/
- 11月の追加公表でどういった情報が告知予定になっているか
- その追加公表情報に入っていると嬉しいこと
ぜひ、最後までお付き合いください!
目次
11月9日を目途に公表されるのは
大学入試センターの更新されたニュースによると、
11月9日を目途に
- 各教科・科目の問題作成方向性
を公表予定にしているとのことです。
各教科・科目の問題作成方向性とは?
そもそも
各教科・科目の問題作成方向性ってどういうこと?
と、わかりにくい表現ですよね。
問題作成方向性とは、その教科・科目について「どういう風に出題するのか」という指針です。特にこれまでの出題傾向と比較して記述されることが多いです。
例えば、国語では
多様な文章を提示し、より思考力・判断力・表現力等を発揮して解くことが求められる問題を重視した出題を一層工夫していく観点から、問題量を増やす方向で問題作成の方向性や構成等を検討します。
令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト
に関する検討状況について(ハイライトは筆者)
とありますので、
問題量が以前に比べて増えるであろう
ことがこの文章からわかります。
このように、各教科・科目で、「これまでと比べて、どういう風に出題するか」という指針を示してくれるのが問題作成方向性と捉えておきましょう。
「情報」については配点などが公表されるのか?
「情報」は2025年度に初実施となるので、以前と比べることができません。
また、情報については現時点で
- 配点
- 問題構成
が明らかになっていません(サンプル問題は公表されていますが問題構成がそのままになるとは限りません)。
そのため、11月の追加公表情報で実際の試験に繋がる項目も記載されていると嬉しいですね。
なぜかと言うと
試験の対策を早くから始められるからです
そのため、続いては11月の追加公表情報で告知されると嬉しい情報を紹介します。
なお、現時点でわかっている試験情報についてはコチラもご覧ください。
追加公表情報にあると嬉しい試験情報
先に言うと、11月に公表される予定なのは、問題作成方向性なので、以下のような項目は公表されない可能性の方が高いですが、
この情報があると対策に活きる
という項目をリストアップしました。
- 問題構成
- 配点
- サンプル問題
一つ一つの理由を解説していきますが、
共通していることは
過去問がないので、試験に関する情報は多いに越したことがない
ということです。
その認識に沿って解説していきます。
あると嬉しい項目①問題構成
あると嬉しい項目の一つ目は「問題構成」です。
その理由は、
問題の難易度も合わせて時間配分を立てることができるから
です。
例えば、大問構成が4つなのか、5つなのか。それに合わせて、各大問に充てる時間の配分を立てることができます。こうすることで、試験直前の制限時間に合わせて問題演習をする際の解く時間の目安にすることができるのです。
過去問がない分、時間配分を事前にしっかりと立てられている・いない人がはっきり分かれるかもしれません。
その際に、どちらが試験で高得点を取りやすいか。もちろん、事前に立てている人ですよね。
そのため、少しでも早い時点で大問構成がわかっていると「時間配分」という試験対策につなげやすいので、追加公表情報にあると嬉しいなと感じるのです。
あると嬉しい項目②配点
追加公表情報に含まれていると嬉しい項目の2つ目は「配点」です。
理由は、
他の教科との対策の優先順位を調整できるから
です。
「情報」の試験については現時点で配点が公表されていません。
満点が100点なのか200点なのかによって、試験全体における重さが変わります。
特に満点が200点である、英語・数学・国語は科目としての地続き性が高い(小学校の内容から体系的になっている)教科なので
対策に膨大な時間をかけている学校も多いのが特徴ですし、早期に仕上げる方が試験に有利なのは言うまでもありません。
「情報」については、試験時間が60分とされているので、
理科・社会と同様、100点満点と予想はできるのですが、
もし仮に200点なら?
英語・数学・国語と同じように膨大な時間を対策に要することになり、他の教科よりも優先順位を高くする必要が生じるかもしれません。
繰り返しになりますが、試験時間が60分と言われているので、
200点という可能性は低いにしても、配点が公表されていると
その辺りの過度な心配をせずに済みます。
そのため、11月時点で公表されていると嬉しい項目の一つは「配点」なのです。
あると嬉しい項目③サンプル問題
追加公表情報に含まれていると嬉しい項目の3つ目は「サンプル問題」です。
その理由は
- 問題に慣れさせることができる
- 難易度予想につながる
からです。
「情報」は2025年に初実施となるため他教科と違って、過去問がありません。
また、参考書・問題集も市販されているものがほとんどありません。
そのため実践問題に慣れる機会が少ないのが「情報」の試験の特徴なのです。
しかし、サンプル問題があると、少なからず実践問題を解く練習になります。
ちなみに、すでにサンプル問題の第一弾は公表されています。(問題はこちら)
そのサンプル問題の肝は
- プログラムの読解(プログラミング)
- データ分析
の2つの分野でした。
サンプル問題の第2弾が公表されることで
第1弾と比較することができます。
例えば、比較した結果
- 同じ分野の問題が出題される⇨実試験でも出題される可能性が高い分野と推察できる
- 難易度の比較→第一弾と同じレベルであれば、実試験でも同レベルぐらいの難易度で出題されると推察できる
というメリットがたくさんあります。
これらは試験対策に直結する内容です。
これこそまさに
「情報が多いに越したことがない」ということですね。
そのため、
追加公表情報に含まれていると嬉しい項目の3つ目は「サンプル問題」と言えるのです。
サンプル問題第1弾の問題解説については以下の記事でも行っていますので
あわせてご覧ください。記事はコチラ
まとめ
11月9日を目途に大学入試センターが追加情報として
各教科・科目の問題作成方向性を公表予定にしていることを解説しました。
問題作成方向性とは
各教科・科目で、「これまでと比べて、どういう風に出題するか」という指針を示す
ということです。
また11月に公表される可能性は低いかもしれませんが、
含まれていると嬉しい項目として
- 問題構成
- 配点
- サンプル問題
を挙げました。
それぞれ試験対策に活きる項目なので、
初実施で過去問がないからこそ試験に関する情報を早めに告知してほしいところですね。
なお、資料(令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストに関する検討状況について)には
更なる予告として「令和5年6月までに追加情報を公表予定」としているので、
その時に合わせてある程度カタチが整えられるのかもしれません。
いずれにしても、入念な試験対策・準備をするためにこれからも最新の情報をキャッチできるようにしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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