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データサイエンスって言葉を聞いたことがあるけど、それってどういうことなの?
情報Iで統計のこと学ぶけど、正直苦手…
仕事でデータを分析しろって言われたけど、統計学とか勉強してないからわかんないよ。誰か教えて欲しい…
という疑問や悩みを抱いたことがはありませんか?
そんな方には「データサイエンス」を活用することで解決できます!
データサイエンス?聞いたことがあるけど、詳しくわからないよ…
という方!
朗報です!
実は、今、総務省がデータサイエンスを学びたい人に向けて無料で講座を開講しているのです。
それは「社会人のためのデータサイエンス演習」 です。
2022年10月4日から開講し、計5週間でビジネスにおける課題解決のプロセスを分析ソフトを使いながら学び、
実践的なデータ分析の手法を身に付ける内容となっています。
しかも無料で!
無料なの!?お得じゃん!詳しく知りたい!
そこで
今回は、10月4日に開講した「社会人のためのデータサイエンス演習」講座について
詳しい情報と筆者の第1週目を受講した印象、受講上の注意などを紹介します!
この記事を読めば
総務省のデータサイエンス講座、受けてみようかな
と思えるきっかけになるはずです。
- データサイエンスに興味がある人
- 総務省統計局が提供する「社会人のためのデータサイエンス演習」講座に興味のある人
どれか一つでも当てはまる方はぜひ読んでください
\この記事でわかること/
- データサイエンスとは?なぜ開講しているのか?
- 「社会人のためのデータサイエンス演習」講座の詳細情報・受講する上での注意点
ぜひ最後までお付き合いください♪
目次
データサイエンス講座を開講しているワケ
そもそもなぜ、官公庁の総務省統計局が主導になって講座を開いているの?
という疑問があるかと思いますが、その回答として筆者の考えから紹介します。
今後必要とされる能力がデータサイエンスを勉強することで育まれるから
そもそもデータサイエンスとは、
データの分析についての学問であり統計学や数学、計算機科学などと関連し主に大量のデータから、何らかの意味のある情報や法則、関連性などを導き出すこと。または大量のデータの処理の手法に関する研究を行うこと。
デジタル大辞泉
もっと平たくいうと、データ(数字など)だけでは、単なる数字でしかないですが、
それらを分析したり、統計学を用いたりして、「データから予測する」など、「データから価値を創出する」アプローチのことです。
一般的に、データサイエンスでは
- 問題発見
- 改善のための計画立案
- データ収集と加工
- 分析
- 結論
この1〜5のフェイズをサイクルとして回していくことが必要になります。
上記にあるように、データサイエンスを行う中で「課題・問題を発見し」「データを収集し」「分析」することで「仮説検証」を行います。そして「予測」につなげていくことになりますが、
実は、これらの「問題発見力」「予測する力」は今後、必要とされる能力の上位2つなのです。
経済産業省が令和4年5月に発表した「未来人材ビジョン」によると、
仕事に必要な能力等として、現在は「注意深さ・ミスがないこと」「責任感・真面目さ」が重視されているが、
2050年には、「問題発見力」「的確な予測」が重視されるようになると言われています。
データサイエンスはその活動の中で
今後仕事をする上で必要とされる「問題発見力」「的確な予測」をする力を育むことができます。
そのため、今後必要とされる能力を兼ね備えるデータサイエンス力の高い人材を育成するために、
国が主導になって行っているのが「社会人データサイエンス演習」なのです。
情報1にも「データの活用」分野がある。データサイエンスは今後の主流?
2022年度から始まった新しい学習指導要領で高校生は「情報1」という科目を必修で履修することになりました。
情報1は大きく分けて4つの分野に分かれており、その中に「情報通信ネットワークとデータの活用」という分野があります。
情報Iの分野
- 情報社会の問題解決
- 情報デザインとコミュニケーション
- コンピュータとプログラミング
- 情報通信ネットワークとデータの活用
「データの活用」分野では、統計学の考えを用いて実際にデータを活用して問題解決を図るアプローチが紹介されています。
そのため情報Iでも「データサイエンス」の活用を行なっているのです。
高校生で必ず学ぶことに組み込まれるのですから、少しずつ「データサイエンス」という言葉を聞くタイミングが多くなってきたという現在と比べると、今後はデータサイエンスは主流になると言えるでしょう。
データサイエンス・オンライン講座について
データサイエンス演習は、総務省統計局が提供する「データサイエンス・オンライン講座」の一つです。
データサイエンス・オンライン講座は
- 「社会人のためのデータサイエンス入門」
- 「社会人のためのデータサイエンス演習」
- 「誰でも使える統計オープンデータ」
の3つの講座により構成されています
今回、2022年10月4日より、「社会人のためのデータサイエンス演習」講座がその内容を一部リニューアルして公開されました。
なお、「社会人のためのデータサイエンス演習」の開講に合わせて
入門編である、「社会人のためのデータサイエンス入門」講座も特別開講されています。
それぞれの講座で学ぶことは、
平均値などの代表値や時系列データの見方など統計学の基本的な知識を学び、
データに基づき課題を解決する力を身に付けます。
ビジネスにおける課題解決のプロセスを分析ソフトを使いながら学び実践的なデータ分析の手法を身に付けます。Excelを使って課題を解くなど、実践的な内容が期待できます
公的統計の基本的な知識と複数データのマッシュアップなど実践的な使い方を学び、
統計オープンデータの活用方法を身に付けます。
このように分かれています。
(データサイエンス・オンライン講座 シリーズ紹介より。ハイライト部分は筆者の加筆)
どれから学べば良いのか迷う場合は、「データサイエンス入門」からでもOK
統計学を学んだことがない!中央値って何かわからない!
というように、これから始めるという人には
「社会人のためのデータサイエンス入門」をセットで受講するのがオススメ。
「社会人のためのデータサイエンス入門」講座も
「社会人のためのデータサイエンス演習」開講に伴い、特別開講しています。
(期間:2022年11月30日まで)
気になる内容
内容とスケジュール
では「社会人のためのデータサイエンス演習」ではどのようなことを学ぶのでしょうか。
その内容とスケジュールは以下の通りとなります。
週数 | 内容 |
---|---|
第1週:データサイエンスとは | データサイエンスの発展 社会で起きている変化 〜データサイエンスの必要性〜 データサイエンスに求められるスキルや知識 データサイエンスの未来と発展 データサイエンスのサイクルと課題解決の進め方 分析の手法の選択 |
第2週:分析の概念と事例 | Analysis(分析)とは 1変数の状況の把握(1)(可視化の活用) 1変数の状況の把握(2)(代表値の活用) 比較して2変数の関係を見る ビジネスにおける比較(1)(概要) ビジネスにおける比較(2)(適切なA/Bテストの活用) |
第3週:分析の具体的手法 | クロス集計の軸設定と見方 散布図と相関の調べ方 相関関係と因果関係の違い 時系列データの見方 時系列データの分解の方法 |
第4週:ビジネスにおける予測と分析結果の報告 | 回帰分析による予測 モデル評価と予実評価 分析結果の報告(記述/可視化方法) 分析結果の報告(解釈の注意点) 予測・分類等代表的手法と活用場面 ビジネスシーンにおける「統計的検定」とその活用例 |
第5週:ビジネスでデータサイエンスを実現するために | 各週のおさらい データ分析に基づく問題解決ケーススタディ 様々な組織で活躍するデータサイエンティスト 組織におけるデータサイエンスの実現 講座のまとめ |
講義スタイル
オンライン形式での受講となります。
gaccoというオンライン教育プラットフォームを利用して、動画視聴しながら学びます。
テキストもPDFでダウンロードできたり冊子で申し込むこともできます(冊子形式は有料)
講義時間
各講義の長さは10分前後〜15分程度となっており、スキマ時間でも学習できるくらいの所要時間です
1日1講義ずつ見るというスタイルにすると、1日あたり15分程度でデータサイエンスを学ぶことができるよ!
誰でもできる?料金は?
インターネットで動画を観れる環境があり、gaccoに登録(無料)すれば、どなたでも受講できます。
受講料も無料です!
データサイエンス演習講座ではExcelを使うので、スマホやタブレットよrもPCの方が受講しやすいでしょう。
受けてみた感想は?
筆者も今週より受講を開始しています。第1週の内容を履修し終えましたが(2022年10月7日時点)、
- データサイエンス活動はどのようなサイクルで行われるか
- どのようにビジネスシーンで使われているか
など、有益な情報を習得できました。
統計学を用いて、本格的にデータを活用するのは今後の内容になりますが、とても楽しみです。
無料で受講できて、今後必要なスキルが身につくって最強のコスパじゃないですか?
注意点
受講期限がある
「社会人のためのデータサイエンス演習」講座は年中受講できるわけではなく、受講期間が決まっています。
閉講日を過ぎたのちは受講ができませんので、事前に余裕を持って受講するようにしてください。
・閉講日:2022年12月13日(火)23時59分
課題提出がある
各週の講義を受講すると、理解度を図るために、課題が出されます。
また課題にも提出期限が制定されています。
なお、各週の課題提出期限は以下の通りです。
週数 | 課題提出期限 |
---|---|
第1週 | 10月17日(月) |
第2週 | 10月24日(月) |
第3週 | 10月31日(月) |
第4週 | 11月7日(月) |
第5週 | 11月21日(月) |
第1週目の課題はオンラインで受験する小テストでしたよ
各講義の所要時間は短いものの、提出期限間際から視聴し始めることになるとまとめて受講してしまい理解度を落としてしまいます。そのため、
ゆとりを持った学習スケジュールを立てるようにしましょう!
まとめ
期間限定のデータサイエンス講座を無料で受講できるのは今だけ!
総務省統計局が10月4日にリニューアル開講した「社会人のためのデータサイエンス演習」講座について紹介しました。
「社会人のためのデータサイエンス演習」講座は総務局統計局が提供する「データサイエンス・オンライン講座」の一つであり、ビジネスにおける課題解決のプロセスを分析ソフトを使いながら学び、実践的なデータ分析の手法を身に付けます。
インターネットで動画を観れる環境があり、gaccoに登録(無料)すれば、どなたでも受講できます。
受講料も無料です!
- 受講期限がある
- 課題提出が必要
という、少し厳しい面もありますが、
でもそれは「期限内にしっかり学習する」ことを目的としている表れです。
無料で受講できて、今後必要なスキルが身につくって最強のコスパじゃないですか?
受講期限を逃して後悔したくない方は、ぜひ「データサイエンス・オンライン講座」トップページから受講登録を!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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