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![生徒](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2022/06/003.png)
「情報」でフローチャートとかアルゴリズムが出てきたけど、意味がわからない…
という方に向けた記事になっています。
「情報I」で範囲になっているアルゴリズムとフローチャート。慣れるまでは難しく感じますよね。この記事では
- アルゴリズムとは
- 範囲は?どのように出題されそうか?
- 解くコツ
について紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
![google-deepmind-x-jiPtOms98-unsplash (1)](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/google-deepmind-x-jiPtOms98-unsplash-1.jpg)
アルゴリズムとは、ある問題や課題を解決するために、一定の手順を示したものです。
アルゴリズムには
- 順次構造
- 分岐構造(選択構造)
- 反復構造(繰り返し構造)
の3つがあり、これらを組み合わせることでどんなアルゴリズムも表現することができるのです。
![3つの構造](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/fd9685467745bb70ad9d7058cb7b62cd-1024x230.png)
また、アルゴリズムをわかりやすく表現する方法にフローチャート(流れ図)やアクティビティ図、状態遷移図があります。
ここでは3つの構造とフローチャートを取り上げて紹介したいと思います。
アルゴリズムの3つの構造
順次構造とは「1つの処理が終われば、次の処理へと順に実行する処理の流れ」のことです。
![順次構造](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/aa4ae51d857d7878777b2aa84df69ea1.png)
分岐構造(選択構造)とは「条件によって処理を選択肢、実行する処理の流れ」のことです。
たとえば「◯◯円以上なら▲▲する」というように条件を与えて、その後の処理を選択します。
条件を満たした時、そうでない時によってその後の処理を変えるため、分岐構造と呼ばれています。
![分岐構造](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/4ef5a18b24be4960f1943c26efd261e3.png)
反復構造(繰り返し構造)とは「条件によって同じ処理をくり返し実行する処理の流れ」のことです。
たとえば「x が 10 になるまで繰り返す」というように条件を与えて、条件を満たす間、ループでくくられた処理を繰り返します。
![反復構造](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/1342e6e0e1bfd2ae71955d0147e0d94c.png)
反復構造の特徴は「ループ条件を満たさなければ、ループで括られた処理すべてをスキップする」ということです。
ループ条件を満たさない場合、ループブロックの中の処理は実行されませんので注意が必要です。
![ループ1](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/8c0f8c02ef9d754225080c0878db2ae3-1024x549.png)
フローチャート
フローチャートは記号図や記号を使って手順やプロセスの流れを視覚的に表現する方法です。「流れ図」とも呼ばれています。プログラムのアルゴリズムや業務手順を明確に示し、理解しやすくします。基本的には、図形や矢印を使い、手順や決定を表します。
![フローチャート記号](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/a47edf4f92a1135426ac8ce6fc0af910.png)
それでは「情報I」ではアルゴリズム・フローチャートはどの範囲に含まれるのかというと、
「コンピュータとプログラミング」にて出てきます。
大学入学共通テストではアルゴリズムやフローチャートが単体で出題される可能性は低いですが、プログラミング問題と関連して出題される可能性はありますので、理解しておく必要があります。
![recommend](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/02/recommend-1024x576.jpg)
一つ目はフローチャートの記号を答えさせる問題です。
このような問題では、それぞれの図形が指す意味を暗記することで答えることができます。
![フロチャ例題記号問題](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/a24789f37b8a78ef9df928a9e4dc0960-1024x418.png)
この場合は、④が正解です。
二つ目はフローチャートの図形が表示されていて、その図形に当てはめる処理としてふさわしいものを選ばせる問題です。
例題を見てみましょう。
![フロチャ例題](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/10/8fbfa281d20bd6f4a1a4a5b157a4af65-1024x727.jpg)
このような問題でも、図形がどのような意味を指すかを暗記しておくことが非常に重要です。図形の意味から選択肢として与えられている処理がどれがふさわしいかを判断します。
ここでは、以下のように考えます。
利用される変数はxとyの2つで、yは設問より「1から順に足した数(1~10までの和)」を、xはくりかえし処理の中に「x = x +1」があることから「現在、何番目の数を処理しているかを表す数」が入るとわかる。
ここから(1)はyの初期値を表す⑧「y = 0 」が入る。
次に(3)は「xが10になるまでyの中に現在のxの数値をいれる」という処理の④「y = y + x 」が入ると考えられる。 くりかえす条件が終わる(2)には(3)で「y==10の時の1をyにいれ終わってから」という条件があるので, ①「y>10」が正解。
解答 (ア)⑧、(イ)①、(ウ)④
「情報I」で出題される「アルゴリズム・フローチャート」について解説しました。
この単元そのものが出題される可能性は低いかもしれませんが、理解することでプログラミング問題の理解にもつながりますので、記号を覚えるなど、しっかりと対策しておきましょう!
以下の記事では共通テスト「情報」について紹介しています。ぜひ「情報」対策にお役立てください!
![共通テスト情報・対策](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/04/eyecatch-3111-160x160.jpg)
また、以下は受験したい国公立大学で「情報」がいるのか、いらないのか、まとめた記事です。こちらもぜひご覧ください!
![ec5236needornot](https://kotozeni.com/wp-content/uploads/2023/09/ecneedornot-160x160.jpg)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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