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ジュニアプログラミング検定を受検させたいのだけど、アレンジ問題どう対策すれば良いんだろう?
という方に向けた記事になっています。
ジュニア・プログラミング検定とは、プログラミングを学ぶ子どもたちを対象とした資格試験です。
Scratchを使用したプログラミングスキルを測定し、その能力を証明・認定します。
お手本ムービーと問題用紙を参考にして、制限時間内に指定されたプログラムを組み立てることが求められます。
また、ジュニア・プログラミング検定には「アレンジ問題」が含まれます。
問題用紙に指定された要件を満たしたプログラムを作った後に、独自性を出すための問題です。
問題の指示通りに作品をつくった後は、自由に独自の発想を加え、かつ、そのアイディアを説明する「アレンジ問題」を全級で出題しています。
問題の指示に従ってプログラムを作成するだけでなく、自由な発想や相手に説明するスキルも評価します。
(ジュニア・プログラミング検定公式より)
このアレンジ問題は加点対象となりますので、合格のために、なんとか解いておきたいもの。
しかし、このアレンジ問題って、
どういうアレンジを加えたら良いの?
と思ってしまいますよね。プログラミング教室では学ぶこともあるかもしれませんが、自宅で学習している生徒にとっては、イメージが湧きづらいかもしれません。
そこでこの記事ではプログラミング講師の筆者が、ジュニア・プログラミング検定のアレンジ問題への対策方法について紹介します。
是非最後まで読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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そもそも、ジュニア・プログラミング検定のアレンジ問題には、どのような問題が出題されるのでしょうか。
公式サイトには以下の問題例が掲出されています。
問題文章には、
Scratchプロジェクトへのアレンジを自由に考えて、(1)と(2)を行おう。
(1)かいとうファイルに、考えたアレンジでスプライトやスクリプトを加えよう。
(2)考えたアレンジの説明を、下に書こう。
と書かれています。
この問題文をヒントに対策方法を考えていきましょう。
アレンジ問題の対策を行う際には、アプローチする観点を持つようにしましょう。
具体的には、
- プログラムの中身を変えず、追加機能を付ける
ということです。この観点からアレンジを加えましょう。
アレンジ問題には、「問題用紙に書かれいる、作成したプログラムの中身を変えず、追加機能を加える」という観点で対策することをお勧めします。
なぜならば、
- プログラムの中身を変えてしまうと、問題用紙の指示通りの動作にならない恐れがある
- スプライトやコスチュームを加えただけでは、加点されない
からです。順に紹介します。
一つ目の理由は「プログラムの中身を変えてしまうと、問題用紙の指示通りの動作にならない恐れがある」からです。
たとえば、「追いかけっこ」をするゲームで面白さを出したいがあまり、キャラクターが画面端に到着して、そこから動かなくなるようにしたとします。
子どもは、その様子を見て、「壁に挟まった」など面白おかしく言うこともありますが、
このとき「ステージ端に着いたら、跳ね返る」という問題用紙に書いてある指示を守らないことになってしまいます。
そもそも、ジュニア・プログラミング検定の採点基準に、与えられた指示通りにプログラムを作成できるか、という観点がある以上、問題用紙に書かれた指示(つまり仕様)を満たす必要があります。
そのため、それを満たさなくなってしまうと減点されてしまうのです。
そのため、プログラムの中身を変えるようなアレンジを加えると、仕様を満たさない恐れがあるため、避けた方が良いのです。
2つ目は、「スプライトやコスチュームを加えただけでは、加点されない」からです。
スプライトとは、登場するキャラクターのことで、コスチュームとは、衣装(画像)のことです。
スプライトやコスチュームを加えることは、操作としても簡単で、子どもたちにとっても取り組みやすい手法であることには違いありません。
しかし、単に登場するキャラクターを増やして賑やかにする、というアプローチだけでは加点されないということです。
続いて、アレンジ問題の注意点を確認しましょう。
先述の内容も含まれますが、今一度確認しておきましょう。
- 問題用紙の指示で作成したコードや、設定した数字や文字を変えないようにする
- スプライトやコスチュームを加えただけのもの、数字や文字を変えただけのものにならないようにする
たとえば、出題数を規定の3問から5問に変更する、キャラクターが話すセリフ内容を変える、というアプローチはアレンジとして認められないということです。
アレンジ問題では、自分で考えたアレンジ内容を文章で書く必要があります。
その際の注意事項です。
- 「何が」「どんなときに」「どのようになる」かをはっきり書く
- 説明の文章を読むと、どのようになるかがわかるように書く
ここでの注意事項は「避けた方が良い」ではなく、「このような文章になるようにしよう」というガイドラインのようなものです。
文章において、主語、述語を明確にして、論理的に書くことが必要です。
実際にアレンジ問題を解く際には、
- 追加したい機能を考え、メモで書く
- 考えた機能を文章にする
- 文章をもとに、プログラムに追加する
という順序で練習することをお勧めします。
理由は、「いきなりプログラムに追加すると、途中で支離滅裂になることがある」「書いている文章と追加した機能が一致していない」ということを防ぐためです。
まずは、追加したい機能を考え、メモ程度で良いので、紙に書きましょう。
その次に、「何が」「どんなときに」「どのようになる」か、主語・述語がはっきりするように文章で書きましょう。
その文章に沿って、追加機能を実装していきましょう。
この手順を守って、アレンジ問題の練習に取り組んでみてください!
ジュニア・プログラミング検定のアレンジ問題対策方法について紹介しました。
コツは、
- プログラムの中身を変えず、追加機能を付ける
ということです。
問題用紙で指示された内容を損なうことなく、自分で考えた発想やアイディアを実現できるように練習していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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