【高校 情報1】基礎用語チェック(コミュニケーションと情報デザイン)

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生徒
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「情報1」は暗記する語句も多いって聞いたけどほんと?

という方に向けた記事になっています。

情報Iでは

  • 情報社会の問題解決
  • コミュニケーションと情報デザイン
  • コンピュータとプログラミング
  • 情報通信ネットワークとデータの活用

の4分野に分かれており、その中でも「情報社会の問題解決」と「コミュニケーションと情報デザイン」は語句を覚えることが中心な分野とも言えます。

分野分析

思考力が問われる、「コンピュータとプログラミング」「情報通信ネットワークとデータの活用」分野でも、まずは用語を覚えることが大切です。

とは言え、どの語句から覚えれば良いのかわからないということもありますよね。

情報の対策をまとめたこちらの記事でも基礎用語を覚えることから始めようとお伝えしています。

共通テスト情報・対策共通テスト「情報」対策に必要なことは?塾講師が解説!勉強法と参考書

そこで今回は、

  • 最低限覚えておきたい語句
  • 最優先で覚えるべき語句

を中心にピックアップし、その語句を解説します。

情報Iの対策の初めの一歩としてまずは語句を覚える、その参考にこの記事を有効活用してください!

本記事の信頼性

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コトゼニ(@kotozeni
  • 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
  • 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
  • プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
  • AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
  • 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中

「コミュニケーションと情報デザイン」分野とは?

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「コミュニケーションと情報デザイン」分野では、情報のデジタル化やコミュニケーションとメディアの関係を理解して、情報の構造と関係性を適切に表現したデザインについて作成、評価、改善を繰り返すことで、情報伝達やコミュニケーションにおける問題を解決する力育成することを目的としています。

「コミュニケーションと情報デザイン」分野の基礎用語

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それでは「コミュニケーションと情報デザイン」分野の基礎用語を順に確認しましょう。覚えている用語はその意味を思い浮かべて、合っているかどうかをチェックするようにしてください。

2進数とは、0と1の2つの数字だけを使って数を表現する方法です。通常の10進数では0から9までの数字を使いますが、2進数では0と1だけを使うので、非常に単純でコンピュータなどで扱いやすい形式となっています。

16進数とは、0から9までの数字とAからFまでのアルファベットを使って数を表現する方法です。16進数ではアルファベットを加えることで、より簡潔に数を表現することができます。

ビットとは、コンピュータがデータを扱う最小単位です。ビットは0と1の2つの状態を表し、1ビットで2つの値を表現することができます。バイトとは、コンピュータにおいて、8ビットを1つのまとまりとして扱う単位のことを指します。1バイトは8ビットで構成され、1つのバイトには256通りの異なる値を表現することができます。

ASCIIとは、コンピュータにおいて文字を表現するための規格の一つです。ASCIIでは、英語のアルファベットや数字、記号などを、それぞれ1バイトの数字で表現することができます。例えば、文字「A」は65、文字「0」は48など、各文字に対応する数値が定義されています。

Unicodeは、文字をコンピュータ上で表現するための国際標準規格です。ASCIIよりも広い範囲の文字を扱うことができ、世界中の言語をサポートしています。

標本化とは、大量のデータのうち、一部(標本)を取り出して調べることで全体の傾向を把握することを言います。身近な例としては、選挙の出口調査が挙げられます。一定数の投票者からアンケートを取ることで、全体の傾向を知ることができます。このように、標本化は大量のデータから有用な情報を取り出すための重要な手法の一つです。

アナログ信号をデジタル信号に変換する際に、音声や画像などの連続的な信号を一定の間隔で区切って、その区切りをある程度の精度で表現することを指します。例えば、音楽を CD に記録する場合、音声信号は標本化によって一定の間隔で区切られ、さらに量子化によって、音の強弱を一定のレベルに分けてデジタル信号に変換されます。

情報をコンピュータなどで扱いやすい形式に変換することを指します。例えば、文字や画像、音声などの情報を、ビットやバイトの形式に変換することがあります。

画像を構成する最小単位のことです。1つ1つの画素が小さくても、合わさって大きな画像を構成することができます。また、画素の数が多いほど、画像の解像度が高くなります。

画像や映像などの表示品質の指標の一つです。具体的には、1インチあたりにいくつの画素(ドット)があるかで表現されます。解像度が高いほど、画像がより鮮明で細かく表示されます。

加法混色とは、光の三原色(赤・緑・青)を混ぜ合わせて色を表現する方法のことです。光を発する素材(例:テレビやスマートフォンのディスプレイ)は、赤・緑・青の光を発して、それらの光の強度を変えることで、数多くの色を表現しています。

減法混色とは、CMYのシアン、マゼンタ、イエローの3色を混ぜ合わせることで、新しい色を作り出す方法の一つです。なお、3色を混ぜると黒に近づきます。

動画やアニメーションなどの映像において、1秒間に表示される静止画の枚数のことを指します。例えば、1秒間に24枚の静止画を表示する場合、フレームレートは24fps(frames per second)と表記されます。

可逆圧縮とは、ファイルサイズを小さくする方法の一つで、元のデータを正確に再現できるように圧縮することを指します。例えば、テキストファイルにおいて、同じ文字が何度も繰り返される場合、その文字を一つにまとめることでファイルサイズを減らすことができます。

非可逆圧縮とは、ファイルサイズを小さくするための一つの方法で、情報を削除して圧縮することを指します。元のデータに戻せないが圧縮効率が高いのが特徴。

文字ではなく絵や図形を用いた記号やシンボルのことです。例えば、トイレのマークや交通標識などがピクトグラムの一例です。ピクトグラムは、言語や文化に関係なく、国境を越えて認識されやすいので、国際的なコミュニケーションに有用です。

ペルソナ法とは、商品やサービスを提供する際に、その対象となるユーザー像を想定して開発や設計を行う手法。対象となるユーザー像を仮想的な人物「ペルソナ」として設定し、そのペルソナが抱える問題やニーズを考慮した上で、商品やサービスの仕様や機能を決定します。

要件定義とは、あるシステムやソフトウェア、サービスなどに求められる機能や性能、利用条件などを明確にする作業のことです。ユーザーが何を必要としているのかをまとめること。

まとめ

「コミュニケーションと情報デザイン」分野の基礎用語を紹介しました。

共通テストの対策のはじめの第一歩は基礎用語を覚えることです。

各分野の語句もしっかり覚えて、確実に得点できるように準備をしていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

それではまたここで会いましょう!

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