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学部選びで失敗したくない
大学卒業後にどういった仕事に就きやすいかとか、そういったことまで知れたらもっと参考になるよね
大学進学にあたり、どの学部を選ぶか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「どのようなことを学ぶのか」「関連する仕事」も紹介しています。
学部選びでお悩みをお持ちの方はぜひ、この記事を読んでお役立てください!
10年以上進路指導したその経験からお伝えします
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
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経済学部、経営学部、商学部。これらの学部はお互いに強いつながりを持ちながらそれぞれの研究目的を持っています。
・経済学部が「社会全体の経済現象を分析し、理解することを目的とした学部である」ことに対し、
・経営学部は「経営に関する知識やスキルを身につけ、企業経営を学ぶことを目的とした学部」です。
・さらに商学部は「商取引に関する法的・社会的側面や、ビジネスに必要な知識を身につけることを目的とした学部」です。
このように似ている部分・異なる部分があるので、どの点に興味を持てるのか考えてみると良いでしょう。
経済学
経済学では、経済全体のことを幅広く学びます。
特徴として
- 経済学の基本的な理論を学び、それを用いて現代の経済現象を分析する方法を学ぶ。
- マクロ経済学やミクロ経済学、統計学などが学べる。
ということがあります。インフレーションの原因やマクロ経済政策の評価、財政政策の分析などが研究対象となります。
経営学
経営は経済学の知識も使いながら、経営に関する知識を学びます。
主に以下のような特徴があります。
- 経営戦略、マーケティング、会計、人事などの分野を学び、企業活動の様々な側面を研究する。
- 経営学においては、経済学の理論も活用される。
企業の組織や戦略の構築、商品の開発・販売、人材育成などに興味を持てる場合は経営学もオススメです。
商学
商学の特徴は以下の通りです。
- ビジネスに関する知識を幅広く学ぶことができる。
- 経済学や経営学をはじめとするビジネスに関する様々な学問領域を網羅していることが特徴的。
例えば、企業や消費者の法的権利や責任、商業契約の解釈・分析、ビジネスに必要なマーケティング戦略の立案や分析などが研究対象となります。
経済・経営・商学部系統で学ぶ内容に関連する職業として、以下のものが挙げられます。
関連する仕事の例
- 投資銀行家
- コンサルタント
- 会計士
- 税理士・公認会計士 など
「社会」の教員免許状を取得できるところも多いよ
社会学部は、高校までの社会(地理・歴史・公民)とは根本的に異なります。
社会学や政治学、国際関係学、メディア・コミュニケーション学など、人間や社会に関する幅広い分野を扱う学部のことを指します。以下に、社学部について詳しく説明します。
社会学
社会学部の社会学専攻では、社会現象を科学的に分析するための基礎的な理論や方法論を学び、社会の構造や変動、人間関係などを研究します。具体的には以下のようなことを学ぶことができます。
- 社会学の基礎的な理論や方法論の習得
- 社会構造や階層の分析、地域社会の研究
- 社会心理学や文化人類学などの関連分野の研究
- 社会問題や社会的不平等の分析
このような学習内容は、将来的に社会現象を深く理解するための基礎的なスキルを身につけることができます。
身近な物や事象・現象についても研究することもできます。
研究対象例
- SNSを通じた人間関係の変化に関する研究
- 地方都市における若者の定住意識の分析
- 性差別やマイノリティの人々の社会的排除に関する調査 など
メディア・コミュニケーション学
メディア・コミュニケーション学専攻では、以下のようなことを学びます。
- メディアの種類や機能、役割について
- コミュニケーション理論やコミュニケーションの種類について
- マスメディア、SNS、広告などによる情報伝達や意見形成について
- メディアやコミュニケーションに関する社会問題や倫理的問題について
メディアは日常生活でも利用しますので身近ではないでしょうか。それが証拠に
- SNSにおける情報の拡散やフェイクニュースの拡散に関する研究
- テレビ番組や映画、広告などの表現手法の分析や評価に関する研究
- マスメディアや広告の影響に関する研究
- メディアやコミュニケーションに関する法律や倫理的観点に関する研究
といったことも学ぶことができます。
社会福祉学
社会福祉学専攻では、社会福祉の理論や実践的な技術について学びます。具体的には以下のようなことが挙げられます。
- 社会福祉制度や政策
- 社会福祉サービスの提供や評価
- 社会福祉の現場で必要なコミュニケーションスキルやカウンセリング技術
- 社会福祉における倫理的な問題や法的な問題
身近な研究対象例としては、高齢化社会における介護サービスや、障害者支援施設の運営、子どもの貧困問題に関する支援策などが考えられます。
また、コロナ禍における社会福祉の役割や、地域のニーズに応えるための新しい社会福祉サービスの開発なども、身近な研究対象として取り上げられることがあります。
社会学部で学ぶ内容に関連する職業として、以下のものが挙げられます。
関連する仕事の例
- 社会福祉士
- 放送・雑誌・新聞記者
- 労働問題アドバイザー など
「社会」の教員免許状を取得できるところも多いよ
国際関係学部では、国際社会の機能や問題点、解決策について、政治・経済・社会・文化の観点から総合的に学びます。外交、国際交渉、国際協力、国際法などについても学びます。
国際政治学
国際関係学部の国際政治学専攻では、国家間や国内外の政治的な現象や問題を分析するための知識や方法論を学びます。具体的には以下のようなことを学ぶことがあります。
- 国際政治理論
- 国際政治経済
- 国際紛争・紛争解決
- 国際安全保障
- 国際関係史
国際文化交流学
国際関係学部の国際文化交流学専攻では、以下のようなことを学びます。
- 異文化理解の重要性や方法
- 国際文化交流におけるコミュニケーションの理論や実践
- 国際教育や留学プログラムの企画・運営 ・国際文化交流における法的・政治的な問題や課題
- グローバル化がもたらす文化的な変化や影響
身近な研究対象例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 異文化間のマナーの違いによるコミュニケーションの障害
- 異文化間での誤解や偏見の原因となるステレオタイプ・グローバル化によって生じる文化的な融合や衝突の現象
- グローバル企業が抱える異文化間のコミュニケーションの課題や対策
国際関係学部で学ぶ内容に関連する職業として、以下のものが挙げられます。
関連する仕事の例
- 国際機関職員
- 外交官
- 国際NGO職員
- 国際ジャーナリスト など
こちらの学部でも取得できる教員免許状は「社会」が多いですね
進路が決まっていない状態では、どの学部に進もうか悩むことは非常に自然なことです。
時間をかけて自分の進みたいと思える進路を見つけるようにしましょう。
ただ、いざ見つかったときに、選択肢を狭めずに済むためにコツコツと継続的に勉強しておくことが必要です。
例えば、英語や数学などは、どの学問に進もうとも必要とされる基礎的な教科ですから、継続的に取り組んでおきましょう!
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