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16進数の問題がよくわからないよ…
という方に向けた記事となっています。
「情報I」の範囲に含まれる「16進数」の問題は共通テスト「情報」でも出題が予想される単元の一つです。
しかし16進数は日常生活で見かけるシーンが少ないため馴染みが薄く、一見すると難しく感じます。
でも、16進数の問題はコツを掴めば得点に結びつく単元です!
この記事では
- 16進数⇔10進数の変換問題の解き方
について解説しています。
なぜ16進数の問題を重視すべきなのかも解説しています!
「情報」で高得点を目指すためにこの記事をぜひ最後まで読んでみてください!
【情報Ⅰ共通テスト対策】授業の実況中継(2進数・16進数)目次
16進数に関する問題でよく出題されている問題をピックアップします。
それは
- 変換問題(16進数⇄10進数)
です。
16進数で表記されているものを10進数に変換する問題です。その逆の変換も同様に出題されます。
16進数は「情報関係基礎」でも過去出題されている分野で、共通テスト「情報」でも出題されてもおかしくない分野です。
そしてコツさえ掴めば得点しやすい問題とも言えます。
そのため10進数への変換、16進数への変換方法を習得しましょう。
2進数で表された数を1の位から4ビット(4桁=24=16通りの情報量)ずつに区切り、0~9までの数字とA~Fの記号を加えて16種類の数字と記号で表す方法です。
16進数で表現された数字は下一桁から160=1、 2桁目は161 =16、3桁目は162=256、をそれぞれの数字にかけて足し合わせます。
10進数から16進数へ変換する際は、10進数で表示されている数字を16で順に割っていきます。
発展的な問題として、16進数で小数で表示されている数字を10進数で表すとどうなるでしょうか。
たとえば、16進数で「0.128」表される数字があったとします。
10進数の小数は、0.1が1/10、0.01が1/100(1/102)、0.001が1/1000(1/103)を表しています。
同じ考え方で、16進数でも、0.1が1/16、0.01が1/162、0.001が1/163を表します。
したがって、16進数の0.128は
0.12816 = 1 × 16-1 + 2 × 16-2 + 8 × 16-3
つまり
0.12816 = 1 × 1/16 + 2 × 1/162 + 8 × 1/163
となるため、
となるため、約分も行うと、37/512 となります。
それでは練習問題を解いてみましょう。
解答
7F
解説
127を16で割っていくと、まずは商が7、あまりが15となります。さらにその商7を16で割ると、商が0であまりが7となります。あまりを順に並べると、7、15となります。10進数の7は16進数では「7」。10進数の15は16進数では「F」。そのため、解答は「7F」となります。
解答
295
解説
295の5に
127は、次のように計算できます。1✖️162 + 2✖️161 + 7✖️160。そうすると、256 + 32 + 7 = 295 となります。
「情報」対策として16進数の問題の特徴と押さえておきたいポイントを解説しました。
出題頻度が高く、出題される可能性も高い範囲です。しかも、コツを掴めば得点しやすい分野ですので、ぜひ習得して高得点へと繋げましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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