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やばい…2024年になってしまったよ…
2024年になり2025年の大学入学共通テストまでいよいよ「1年と少し」となりました。
たびたび当ブログで2025年度からの変更点について紹介してきました。
いよいよあと1年となった今、
結局、いつ何をすれば良いの?
と不安に思う人もいることでしょう。
そこでこの記事では学習塾で「情報」も教えている筆者が残り一年という期間において、時期ごとの具体的な対策を紹介いたします。是非最後まで読んでみてください!
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。
- 500人以上の生徒に学習・進路指導
- 指導した受験生の合格率 94.7%
- 学習塾で「情報」科を指導・プログラミングの講師
- 「X」で情報Ⅰの語句チェック配信中(@kotozeni)
目次
まずは共通テスト「情報」科の出題傾向や問題形式について確認しましょう。
現時点で決まっている要項は以下の通りです。
試験時間 | 60分 |
配点 | 未定(※100点満点と予想される) |
実施方法 | 令和7年度はPBT(紙面で試験を実施)方式 |
備考 | ・出題科目は『情報』の1科目とする。 ・情報で一つの試験時間帯とする。 ・得点調整科目の対象 |
なお、配点については正式に発表されているわけではありませんが、100点満点と予想できます。
大学入試センターが発表している「試作問題」(令和4年11月9日)はより本番を想定した構成になっていたように見受けられるため、実際の試験でも似た出題形式・問題構成になるのではないか、
つまり試作問題同様、大問4つが以下のように出題することが予想されます。
試作問題 問題構成
- 第1問:基礎用語の内容を問う問題
- 第2問:思考力を問う問題
- 第3問:プログラミング問題
- 第4問:統計などデータを活用する問題
このことを想定して対策することが大切です。
では時期別に順に見ていきましょう。
1月〜3月は「第1問・第2問対策」として基本用語を暗記するようにしましょう。
試験の第1問では基礎知識を問う問題が、第2問でも基礎知識を駆使して解く問題が出題される可能性が高いので、これだけでも対策になるのです。
基礎用語を覚えたら一問一答型アプリケーション「情報1 一問一答トレーニングGYM」で定着させましょう。
このアプリケーションは
- 教科書に掲載されている基礎用語およそ300語に対応する問題を収録
- 「情報関係基礎」過去問から再編集した入試レベル問題も収録
しているため、共通テスト対策に直結します!
このアプリケーションを活用して高3に進級する前に基礎用語を完璧に覚えるようにしましょう!
4月〜6月は「プログラミング・データの分析対策」として
- 第3問:プログラミング問題
- 第4問:統計などデータを活用する問題
上記の2つの範囲の基礎問題は確実に解けるようにしましょう。
プログラミング問題では書かれているコードを読み解く力が必要です。
そのためには以下の基礎項目を理解するようにしましょう。
- 値・文字列
- 変数
- 配列
- 算術演算子
- 論理演算子
- 比較演算子
- 制御文(条件分岐)
- 制御文(繰り返し)
- 関数
- コメント
これらの「プログラミングの基礎」はそれぞれの意味を理解し、基礎的な問題に特化した問題集で、擬似言語でのプログラミング問題に強くなりましょう。
▶︎【高校情報Ⅰ】プログラミングが苦手な人必見!疑似言語コードの読み解きを1ヶ月でマスターする基礎問題集
この問題集は初心者向けの基礎レベルの問題集で、大学入学共通テストで採用されている「疑似言語」に対応しています。問題数はたったの30問、プログラムのソースコードを読み解くことに焦点を当てた問題が収録されています。
この問題集で基礎力を鍛えましょう!
情報の「データの活用」分野では統計学の基礎知識である
- 代表値
- 分散
- 四分位数
といった用語や知識が含まれます。
「統計学の勉強」と言うとハードルが高いように感じますが、
数学IIBでは「統計的な推測」範囲でも同様にこれらの知識を学習するのです。
そのため「データの活用」範囲は数学IIBの「統計的な推測」範囲を勉強しましょう。
7月〜8月は、1月〜6月に行った基礎問題対策の中で
- 理解が甘かった範囲
- 模試や定期考査で正答できなかった問題
こういった範囲を中心に復習しましょう。
夏休みは基礎範囲を扱える最後のチャンスです。この時期を逃さないようにすることが大切です。
夏休みが終わる頃に、模試の問題を独力で解けるようになれば復習は成功です!
この時期にどれだけ勉強できるかが合否を分けると言っても過言ではありません。夏のチャンスを最大限有効に使うようにしましょう!
ちなみに「情報」科は過去問がないので実践レベルの問題の模試を数多く受験することをオススメします
夏休み明けからは「実践問題対策」に傾倒していきましょう。
特に共通テスト直前の11月・12月ごろからは共通テスト用の総合演習問題や過去問演習にチャレンジしましょう。
総合演習問題の例としては「サンプル問題」(令和3年3月24日)「試作問題」(令和4年11月9日)を利用しましょう。
ポイントとして、1ヶ月ずつ実施して理解度や成績の向上をチェックできるようにしましょう。
9月
- サンプル問題
10月
- 試作問題
11月
- 情報関係基礎の過去問
- 予想問題(学習塾や今後発売される参考書など)
上記の順に解いていくと良いでしょう。
また、共通テストの科目「情報関係基礎」は出題内容が似ているため過去問対策として非常に有効です。
これらのスケジュールを意識して計画を立てて勉強を進めるようにしましょう!
最後に
筆者がオススメする塾を紹介します。「情報I」の学習や大学入学共通テスト対策でお悩みなら、ぜひ一度こちらの塾にお問合せしてみてください!
◆「情報I」の学習・対策にお悩みなら
プロ講師がオンラインでマンツーマン指導してくれます。
◆大学入学共通テストの対策にお悩みなら
東進は現役合格実績No.1の大学受験予備校。大手ならではのビッグデータを活用したAIによる学力診断に加え、 生徒の学力と志望校に応じた学習課題と優先度を明確に特定してくれます。
いよいよ「あと1年」となった2025年度の大学入学共通テスト。
2025年度の試験では「情報」以外の科目でも変更が加わったり難しくなったりすることが予想されます。
そのため、「情報」も含めて計画的に勉強を進めることが大切です。
後悔しないために、早速はじめていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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