浪人生の教育費は年間100万円以上も:合格確保のために直前にできること

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保護者
保護者

そろそろ受験だけど、このままだと心配。浪人生になったら…どれくらい費用がかかるのかしら?

浪人生の教育費用は、どれくらいか気になりますよね。

じゅけラボ予備校(大阪市北区)が、全国の浪人中の子供を持つ親300人に実施した「浪人生の塾・予備校費用に関するアンケート」(2023年9月にインターネットで実施)によると、、塾や予備校の月額費用は、多くの保護者が「5~10万円」程度と回答しました。

さらに、年間の総費用(季節講習や特別講習代も含む)に関しては、約3人に1人が「100万円以上」の教育費を支払っていることが明らかになりました。

この金額を聞くと、簡単に「浪人したい」と言いにくくなりますよね。

そのためには現役合格が必要です。

この記事では、浪人生を避けるために受験直前期にできることを学習塾業界に10年以上勤めている筆者が紹介します。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

浪人生になったらいくらかかる?今年は失敗できない⁉︎

じゅけラボ予備校の調査「浪人生の塾・予備校費用に関するアンケート」(2023年9月にインターネットで実施)によると、月額の塾・予備校費用は「5~10万円」が最も一般的な支出範囲となっています。

これは、浪人期間中にある程度の教育を受けるためには、一定の経済的な負担が求められるという現実を反映しています。

さらに驚くべきことに、年間の総費用(季節講習や特別講習代も含む)については、約3人に1人が「100万円以上」の費用を支払っていることが分かりました。

これは、浪人生活が単なる受験勉強だけでなく、様々なサポートや追加の講習を必要とするため、家計にとってはかなりの負担となっていることを示唆しています。

コトゼニ
コトゼニ

浪人生ならではのプレッシャーは本人だけでなく、家計にも金銭的に与えてしまうわけですね

さらには、2024年度の受験でうまくいかず、浪人生になった場合、2025年度からは新制度で受験します。

新しい制度では

  • 「情報」が科目に追加される
  • 歴史総合・公共など新設科目がある
  • 数学Bに「統計的推測」が追加。「ベクトル」は数学Cで学習
  • 必要な英単語:3,000語程度▶︎5,000程度へ

上記のようにさまざまな変更点があり、

これまでの制度より受験生の負担が大きくなることが予想されるのです。

そのため、2024年度の受験は失敗できないのです。

合格を出すために直前期からできること

それでは合格校を確保するために受験直前の時期からできることを紹介します。

受験回数を多くする

一つ目のポイントは「受験回数を多くする」ことです。

  • 一般入試日程以外でも推薦入試も受験する
  • 一般入試日程でも複数日程受験する
  • 挑戦校、実力校、安全校、それぞれ可能な限り複数日程受験する

ことで、受験回数を多くすることができます。

これにより、

  • 数が多いため、入試本番までに解く過去問の量が自然と多くなる。
  • 受験回数が多くなると、本番慣れして入試当日に実力が出やすくなる。

といった、本番に活きるメリットがあるのです。

最優先事項を整理して受験校を決める

二つ目のポイントは「最優先事項を整理して受験校を決める」ということです。

最優先事項を整理して決定する方が論理的に整理できて冷静に決定することができるのです。

たとえば、

  • 必ず現役で合格したいのか、場合によっては浪人として再チャレンジも可能なのか
  • 下宿して大学に通うことが可能なのか

など、ご家族を交えて相談するべきことを再度確認しながら、最優先することを整理します。

例えば、最優先することが

  • 現役で合格すること
  • 自宅から通えるところ

ならば、

推薦入試の合否結果によって一般入試日程の出願校を変えましょう。

たとえば、現役合格という最優先事項をクリアするために一般入試日程では

  • 自宅から通える圏内の
  • 合格圏の大学

を中心に出願しましょう。

受験校区分

受験校を決める時には

  • 挑戦校
  • 実力(相応)校
  • 安全校

の3つに区分けすることができます。

受験校区分

「合格圏」であれば上記区分では「安全校」にあたります。

このときの出願例
  • 実力校:3回
  • 安全校:3回〜7回

このように最優先事項を整理していると、間違った出願校を選ばずに済むのです。

まとめ

浪人生の予備校などにかかる費用と、浪人を避けるために受験直前期にできることを紹介しました。

受験科目の追い込みは当然のこととして、意外と盲点なのが出願の仕方です。

上記で説明したように

  • 受験回数を多くする
  • 最優先事項を整理して受験校を決める

ことを意識して受験校選びをするようにしましょう!

2025年度には新制度の共通テストが始まります。失敗できない2024年度だからこそ受験校選定を失敗しないようにしてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

それではまたここで会いましょう!

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