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こんにちは、コトゼニです。
突然ですが、
「最近の学生はPCを使えない」
こういうことを聞いたことありませんか?
私も聞いたことはありましたが、内心、「本当に?」という半信半疑な感覚でした。
しかし、先日、職場のアルバイト講師の学生と、こんな会話がありました。
このPC空いてるから勤務報告書を作成するのに使って良いよ
ありがとうございます。でもスマホの方が打つの早いので大丈夫です
え?PCのキーボードで打つ方が早くない?
いやー。PCよりスマホのフリック入力の方が慣れてるんですよね。PC全然使わなくて。
…今や、そういう時代なのですね。
このアルバイト学生のように、
PC操作は苦手!WordやExcelも苦手!フリック入力の方が得意!
と言ったら
あー…それわかる
と共感する人も多いのではないでしょうか。
Z世代と呼ばれる若者・学生たちは
物心ついた時から身近にPCやデジタル機器があって、慣れ親しんでいる。そのため「若い人の方がITスキルが高い」と思いがちですが、実際はそうではない模様。
もちろん、スマホに対する免疫というか、SNSなどの抵抗の無さは比べ物にならなくて、オススメのアプリなどを教えてもらうことも多くあって、若者や学生のITスキルに関して「低い」と言うつもりはありませんが、
ただ、一方で私は
仕事現場ではPC使うけど大丈夫?
と、Y世代の私としては、老婆心的に思うわけです。
仕事現場も徐々に様々なシステムが導入されていると言っても、今なおマイクロソフトのソフトウェアを使うシーンも多いはず。
ということは、
PCで資料や報告書を作成することも依然として多いわけですから、そのスキルがある方が重宝される可能性が高いことが予想されます。
ここで周りと差をつけるためにオススメしたいのがMOSという資格です。
MOSとは
マイクロソフトオフィススペシャリストという資格の略称で、
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
これらマイクロソフトのソフトウェアを利用できるスキルを持っているという証明になる資格です。
私もMOSを取得しています。その勉強を続ける中で、複数のソフトが得意になりました
この資格のおかげで、
PowerPointでこういった事もできるの?すごいな…
とたびたび褒めてもらえる事も増えました。
しかし、元々得意だったわけではなく、
仕事で(実務で)ソフトを使うまでは、
ソフトの起動や保存はできるけど…
というレベルでした。
そんな私でも独学で合格できる資格、そしてその成果も様々な場面で実感できる資格。
それがMOSです。
この記事ではそんな体験を元に
なぜおすすめできるのか理由や勉強法を紹介しています。
MOSは聞いたことあるけど、役に立つの?就活に活きる?
という疑問にも触れています。
- 資料作成ソフトの操作に自信がなく、改善したいと考えている人
- MOSの取得を検討している人
- MOSを取得した人から取得して良かったここによかったところ
学生・社会人問わず、どれか一つでも当てはまる方はぜひ読んでください
\この記事でわかること/
- MOSをおすすめする理由
- MOSを取得するメリット
- MOSを取得するための勉強法
ぜひ最後までご覧ください!
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目次
MOSとは
概要
MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist 略してMOS)という資格のことです。今なお多くの企業で使用されているソフトウェアである、
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
といった、「マイクロソフトのソフトウェアを利用できる」スキルを証明することができます。
科目
上記のソフトウェアそれぞれが受験科目として存在します
ソフトウェア | 一般レベル(スペシャリスト) | 上級レベル(エキスパート) |
---|---|---|
Word | 2013 / 2016 / 2019 | 2013 / 2016 / 2019 |
Excel | 2013 / 2016 / 2019 | 2013 / 2016 / 2019 |
PowerPoint | 2013 / 2016 / 2019 | – |
Access | 2013 / 2016 | 2019 |
Outlook | 2013 / 2016 / 2019 | – |
ただ、WordとExcelとAccessは、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の2レベルに分かれており、WordとExcelについては取得するならばエキスパートを取得した方が実務に活かしやすいでしょう。
また、Accessはバージョン2019より、スペシャリストがなく、エキスパートのみとなっています。
試験日
試験は
- 全国一斉試験(頻度:月に1回程度)
- 随時試験(頻度:各会場により異なる)
の2種類があります。
試験会場やタイミングを調整しやすいという意味では「随時試験」を利用するのが良いでしょう。
私も随時試験を利用しました
試験時間・試験形式
試験時間は50分です。
また試験形式はCBT形式という、実施会場に設置してあるPCを用いて試験を受験します。
出題内容は
- この画像のサイズを圧縮せよ
- 文字の添削を実施せよ
- オブジェクトの配置を整えよ
など実務に直結する内容ばかりで、仕事でできることが増えていきやすいという特徴があります。
力が身に付いている感覚も抱きやすいですよ。
受験料
種類 | 一般 | 学生(学割) |
---|---|---|
Word (Expert) | 12,980円(税込) | 10,780円(税込) |
Excel (Expert) | 12,980円(税込) | 10,780円(税込) |
PowerPoint | 10,780円(税込) | 8,580円(税込) |
Access (Expert) | 12,980円(税込) | 10,780円(税込) |
Outlook | 10,780円(税込) | 8,580円(税込) |
※学割を適用するには受験当日に「学生証」の提示が必要。詳細はこちら。
このように、受験料は決して安くありません。
しかし取得するメリット、そしてそれをもとに実務に活かせれば十分に元は取れるでしょう。
例えば、
作業時間を30分削減することができたとすれば
30分✖️5日✖️4週間=600分、つまり10時間分を1ヶ月の仕事の中で削減することができます。
学生アルバイトの時給が換算1,200円だとしても、1ヶ月あれば投資した金額分を回収できることになります。
なおかつ、今後にも活かすことができるのでハイコスパ!
さらに詳細な項目等については公式HPの「受験するには」をご一読ください!
合格率・合格最低点・難易度・必要な勉強時間
MOSの合格率・合格最低点・難易度は以下の通り。
- 合格率 : 約70%程度
- 合格最低点:公表されているわけではないが、概ね80%程度と見込めばOK(ただし、勉強すればクリアできるレベル)
- 難易度:受験するための資格なども必要なく、誰でも受験でき、勉強を重ねれば合格を狙える。そのため比較的易しい
合格に必要な勉強時間についても
早ければ1ヶ月程度、50時間程度で合格することもできます。
実務で触っていればもう少し勉強時間をかけなくても合格できるかも
こんなことができるようになりました(資格取得の成果)
筆者はMOSの勉強をすることで、
- PowerPointでスライドを見やすくするための様々な機能を使いこなせるようになった
- PowerPointで複雑な画像編集ができるようになった
- Excelの表を見やすく作成できるようになった
- Excelで多用する関数をひとしきり使えるようになった
- 作業効率が上がった
という効果が見られました。
実はブログのアイキャッチ画像(各記事の最初に表示されている画像)もパワーポイントを使って作成しています。
こういうものですね。
もちろんデザインに関するイロハは別途勉強して知識や経験を重ねるとして、
「こういったモノを自分でも作りたい(デザインを再現したい)」と思った時に機能を駆使して実現する力が身に付いていることは、
「的確に伝える」力となり、見てもらう相手とスムーズなコミュニケーションを図ることができます。
オススメする理由
ここまで、MOS試験の概要や、勉強したことによる成果までお伝えしました。
その経験からMOSをオススメする理由はこちら。
- 仕事現場では今なお、Microsoftシリーズを使用するシーンが多いから
- Z世代はパソコン操作を苦手としている人も多く、PCの基礎能力があることをアピールできるから(主に学生や20代前半向け)
- 「的確に伝える力」「整理して伝える力」は、今の高校生以上は情報1で学ぶため、その世代に負けないようにできるから
- 試験の難易度や必要な勉強時間とその後の生産性を考えるとハイコスパ
上記①と②は主に学生に向けた内容ではありますが、以上からメリットとして下記が挙げられます。
- 就活で活きる(主に学生)
- 実務の作業時間を減らすことができる
- 今後も必要なスキルを身につけられる
順番に見ていきましょう!
MOSを取得するメリット
取得のメリット① 就活で活きる(主に学生)
まずは、学生が中心にはなりますが、就活で活きやすいという点です。
資格の大原が発表する「人事が注目する資格ランキング」でMOSは第5位にランクインしています。
実際の現場でも重宝されやすいことがわかりますね
もちろん、MOSを取得していれば就活が全てうまくいくわけではありませんが、
- 様々な企業の現場では今尚、マイクロソフトのソフトウェア(ワードやエクセル)が根強く使われている
- Z世代はキーボード操作よりもフリック操作に慣れているくらい、意外とPCスキルは高くない
という現状を考えれば、他の学生との差別化をアピールすることできるでしょう。
社会人が転職する際には、実績が重視される傾向があるので資格だけでは難しいかも
取得のメリット② 実務の作業時間を減らすことができる
先ほどからお伝えしているように、
様々な企業の現場で今尚、マイクロソフトのソフトウェア(ワードやエクセル)が根強く使用されています。
その理由は、「長らくそれでやってきたから」というものもあるでしょう。
つまり、「今後も使用し続ける可能性がある」ということです。
このような傾向がある中で、実務の作業時間に膨大な時間がかかってしまっていては生産性は上がりません。
MOSを持っていると、ソフトウェアの機能を使いこなすことができるようになるので、
「こういう計算結果を算出したいなら、この関数を使おう」というように、どの機能を使えば実現できるのかが頭に入っているため、作業時間を削減することにつながります。
毎日30分時間が浮けば、1ヶ月で10時間、時間を作ることができます。
もっと時間があればなー
という人こそ、MOSの取得を目指すのも良いかもしれません!
取得のメリット③ 今後も必要なスキルを身につけられる
2022年4月に入学した高校生から「情報1」が必修科目となっており、その範囲のなかに「情報デザイン」という分野があります。
そこでは、「的確に伝えること」について、表現方法なども合わせて学んでいきます。
情報1は情報技術の発展が著しい現代において、その技術を正しく使えるようになろう、そのために必要なスキルを学ぼうという目的を持つ教科です。
その「情報1」の中で「的確に伝えること」を学ぶということは、今後もこの能力は必要なスキルであると認識して良いということです。
情報1についてはコチラの記事をご参照ください。
MOSで言うなら、
例えば
- エクセルで見やすい表を作成することができる(配色なども含め)
- パワーポイントで、正しく伝えるために、パワポのあらゆる機能を使いこなせるようになる
これだけでも「的確に伝える能力」をグンと鍛えることができます。
このようにMOSを取得することで今後必要とされる能力を鍛えることにもなるのです。
勉強法
MOSを取得したい!と思ったら自分にあった勉強法を選びましょう。
独学
MOSは独学でも取得可能な資格だと考えています。
私も全然得意でない状態から独学で取得できました
その経験から、私が紹介する独学の方法は
- 実務でひたすら触って、様々な機能を使ってみる(とりあえずクリックして機能を起動してみる)
- オススメのテキストに書いてある(紹介されている)機能を網羅できているかを確認する
特に一つ目の、
- 実務でひたすら触って、様々な機能を使ってみる(とりあえずクリックして起動してみる)
が重要で、このフェイズで身体に染み込ませたイメージです。
と言いつつも、どれだけ続けたら良いの?
という質問には
- オススメのテキストに書いてある(紹介されている)機能を網羅できればOK
と目安にすれば良いでしょう。
テキストで紹介されている機能を正しく使えるかということが試験でも問われるわけですから、
テキストの内容が駆使できれば合格を見込むことができます。
実際に私が使っていたテキストがこちら
「これを実現するにはこの機能!」と身体が反応するくらいになれば合格見込みは十分高いです!
実際にそこまで完璧にしなくても
このテキストを1周して試験に臨む人も一定数いるのではないかと推測しています。
そのため、あまり身構えすぎずに勉強に取り掛かってください!
資格スクール
独学でも合格を狙えると言っても
スマホ操作は得意だけど、PC操作は本当にダメ。自信がない
独学は緊張感がないから、ダラけてしまうかもしれない
という不安がある人は、資格スクールを利用することも検討してみてください。
資格スクールに大手、「資格の大原」では、MOSに関するコースが整っています。
- これまで多数の合格者を輩出した実績から作られるカリキュラム
- 本番と似た模擬テストなど独学では手が届きにくいことをサポートしてくれる
- 「この内容を素直にやれば大丈夫」という道筋を示してくれる
のがスクールのメリットです。
- 安心感を持って勉強したい
- 自分でカリキュラムを考えるのは苦手
- 独学に自信がない・集中できない
- プロのアドバイスが欲しい
- 失敗したくない
どれか一つでも当てはまる人にとっては、合格への近道となるでしょう。
資格の大原では
- MOS PowerPoint365&2019試験対策コース
- MOS Word&Excel2科目パック
- MOS 3科目パック
といったコースがあり、
- 教室通学
- 映像通学
- Web通信
と学習スタイルを選ぶことができます。
ひとまず資料を請求してみて自分に合うかどうかを判断するというのが失敗しないやり方です
ぜひ、自分にあった勉強方法で合格を目指しましょう!
まとめ
MOSを取得して「これからも活躍する人材」になろう!MOSはコスパの良い資格!
マイクロソフトオフィススペシャリスト(Microsoft Office Specialist)、MOSという資格を紹介しました。
学生にも社会人にもオススメな資格です
取得するメリットは
- 就活で活きる(主に学生)
- 実務の作業時間を減らすことができる
- 今後も必要なスキルを身につけられる
ということが挙げられ、
合格までにかける時間や費用と学習効果や成果を天秤にかけても
ハイコスパな資格
と言えるでしょう。
また、難易度も決して高いわけではなく、勉強法としても
- 独学でも合格を狙える
- 失敗したくないならスクールもアリ!
ということです。
企業の現場で様々システムが導入されていますが、
今尚、マイクロソフトのソフトウェアは使われています。
そういう時だからこそ、MOSを取得して「これからも活躍できる人」になり、重宝される人材になりましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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