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「情報II」って科目も「情報」科も聞いたことあるけど、どう違うの?
という方に読んでほしい記事となっています。
「情報Ⅰ」と「情報」の違い、「情報IIって何?」と、名前が似ていて違いが分かりにくいですよね。
自分はどの科目を勉強すれば良い
そこでこの記事では、「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」「情報」の違いについて学ぶ内容や目的などを学習塾で情報科も指導している筆者が解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください!
- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。
- 500人以上の生徒に学習・進路指導
- 指導した受験生の合格率 94.7%
- 学習塾で「情報」科を指導・プログラミングの講師
- 「X」で情報Ⅰの語句チェック配信中(@kotozeni)
「情報I」と「情報II」と「情報」の違いと内容について、それぞれ詳しく見てみましょう。
先に結論をまとめると
情報 I
必履修科目の名前(高校生全員が学ぶ)
情報 II
選択科目(全員が学習するのではない)
情報
共通テストの科目名
です。
そのため共通テストに関する記事やプリントなどで科目名が「情報1」と書かれているると間違いなのです。
次に、それぞれの学習内容や目標を紹介します。
まずは「情報I」です。
問題の発見・解決に向けて情報を活用する力を養うことが主な目的です。
具体的には、
情報技術を適切かつ効果的に活用する知識やスキルを身につけることを重視しています。
情報Iの範囲は
- 「情報社会の問題解決」
- 「コミュニケーションと情報デザイン」
- 「コンピュータとプログラミング」
- 「情報通信ネットワークとデータの活用」
に分かれています。
続いて「情報II」です。
情報Ⅱは選択科目なので、高校生全員が学ぶわけではありません。
それでは目的から紹介します。
「情報I」の基礎をさらに深めた内容を学びます。
情報IIでは、情報システムや多様なデータを適切かつ効果的に活用する力を養うだけでなく、コンテンツを創造する力も育成されます。
このように、「情報II」ではより高度な情報の活用や創造が求められ、将来の社会での実践力を身につけるための場となっています。
情報IIで学ぶ内容(範囲)は以下の通りと定められています。
- 情報社会の進展と情報技術
- コミュニケーションとコンテンツ
- 情報とデータサイエンス
- 情報システムとプログラミング
- 情報と情報技術を活用した問題の発見・解決の探究
情報Ⅱではプログラミングスクールで学ぶような「スケジュール掲示板」などのWebアプリや「動画編集」などが実践授業として盛り込まれています。
ちなみに「情報II」の教科書に載っているWebアプリを作ってみました。
こういった実用的なシステムも教科書を使って制作するのです。
最後は「情報」です。
「情報」は2025年度の大学入学共通テストにおいて出題される科目名であり、その出題範囲は「情報1の範囲」と決まっています。
現時点では、各国公立大学が
- 「受験に必須」
- 「選択科目にする」
- 「不要」
のいずれかを選んでいます。
そのため、国公立大学を受験する場合は「情報」を追加した6教科8科目で受験することになるのです。
このように、「情報I」、「情報II」、「情報」という3つの科目は、それぞれに違いがあるのです。
「情報I」、「情報II」、「情報」という3つの科目の違いについて紹介しました。
自分に関係する科目を正しく理解して学習を進めるようにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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