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大学受験に向けて塾を選ぼうと思っているけどれを選んだら良いのかな?
今回は、このような疑問に答える記事となっています!
大学受験を本格的に考え始めた時に、塾に通おうと思っても、その種類も多くて
「自分に合う塾がどれかがわからない」と思ってしまいますよね。
私も長らく業界に携わっていますので、塾選びには並々ならぬこだわりがあります。
そもそも大学受験に向けた塾には大きく分けて以下の4つです。
- 予備校
- 映像授業の塾・予備校
- 集団指導塾
- 個別指導塾
指導スタイルによって区分が変わりますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
塾に通う目的やニーズもさまざまですから「予備校」が合う生徒もいれば、「個別指導塾」が合う生徒もいます。
ただ、そう言うと
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どれが自分に合うかわからない
と悩んでしまいますよね。
そこで今回は、500人以上の生徒を指導してきた筆者の経験をもとに、
それぞれの塾の
- メリット
- デメリット
- オススメの生徒
- 成績が伸びや悩む(=苦戦しやすい)生徒の特徴
を紹介します。
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自分に合った塾選びをしたい!
という人はぜひ最後まで読んでみてください!
心惹かれる塾に出会って、うまくいくように、苦戦しやすい生徒の例から入会面談で確認しておくべきことも参考にして下さいね。
塾選びの観点から確認したい方はこちらの記事もご覧ください!
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- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
- プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
- AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
- 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中
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そもそもどういったスタイルが自分に合うのかわからないよ…
という人はまずは簡易診断チャートに則って、自分に合いそうな授業スタイルを見極めましょう。
以下の表で、それぞれのスタイルについてメリット・デメリット、どのようなタイプの生徒におすすめかを整理していますので確認してみましょう。
予備校 | 映像授業の塾 ・予備校 | 集団指導塾 | 個別指導塾 | |
---|---|---|---|---|
メリット | ◆ハイレベルな講師による授業 ◆大学受験に特化しているため情報が豊富 ◆志望校別の対策も立てやすい ◆自分の学校以外の生徒もいて刺激になる | ◆ハイレベルな講師による授業が多い ◆志望校別の対策も立てやすい ◆全国どこでも受講可能なことが多い | ◆正社員の講師が多いため授業の質が安定 ◆学校の授業理解に特化していることが多い | ◆一人一人に合わせた授業やカリキュラム ◆学習計画や進捗が提案・管理される ◆ピンポイントで単元や教科の補強ができる |
デメリット | ◆学校の授業内容を理解していないとついていけないことが多い ◆校舎数が多くない | ◆講師に直接質問できない ◆学習計画を自主的に立てる必要があることが多い | ◆講師の管理の目が行き届きにくいことも ◆小中学生のコースと併設していることも ◆個別の学習計画は作成しない塾もある | ◆講師の質(授業力など)が人によって左右される ◆小中学生のコースと併設していることが多い ◆塾によっては大学受験の情報が薄い |
オススメな生徒 | ◆難関大学(国公立・私立)を目指す ◆周囲の頑張る人の姿を刺激にできる | ◆ハイレベルな授業を受けたい ◆学習計画は自分で立てられる ◆ピンポイントで単元や科目を強化したい | ◆自主的に講師に質問できる ◆学校の定期考査の点数を伸ばしたい | ◆自分で計画を立てるのが苦手 ◆講師から積極的に声掛けしてもらいたい ◆ピンポイントで単元や科目を強化したい |
それでは順に紹介します。
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大学受験といえば、真っ先に思いつくのが予備校ではないでしょうか。
実際、大手予備校は大学受験に特化して長年、指導ノウハウや合格実績を蓄積しているので、安心感が桁違いです。
- 河合塾
- 駿台予備校
- 代々木ゼミナール
国公立大学をはじめ、各大学の入試問題は学校の授業以上の難易度になることが多く、自分一人でカバーするのは難しいです。
また予備校では各大学の出題傾向にそった授業や講座も展開されているため、対策も特化させられることが魅力です。
そのため、
- 難関大学を目指す
- 学校の授業内容以上のハイレベルな内容を受講したい
場合には最適な選択と言えるでしょう。
注意:受験合格を目指すなら
しかし、予備校はハイレベルな授業が多く、「学校の授業内容は最低限理解していないと、ついていけなくなることもある」ため、注意が必要です。
予備校に通って苦戦する生徒の特徴として多いのが、この「学校の授業を理解していない」なのです。
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私の経験上、学校の授業内容を理解していない生徒は予備校の授業も難しく、余計にしんどい思いをしていました
そのため入会時に
- 自分の定期考査の点数や成績からハイレベルな授業を受けても挫けずに済むか
という点を相談するようにしましょう。
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さらにワンモアアドバイス
予備校は、校舎数が決して多いわけではないので、自宅から遠いということも考えられます。
夏休みや冬休みといった長期休暇にも(学校の授業がない日でも)毎日のように通わないといけないことを考えると、校舎の「場所・周辺環境」にも注意しておくことが必要です。
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2つ目は映像授業の塾・予備校です。個別指導塾と併設されていたり、個別指導塾のサービスの一つとして展開されていることも多いです。インターネットを活用して有名予備校の授業を、塾や自宅で受けられます。
- 東進衛星予備校
- 河合塾マナビス
- 代ゼミサテライン予備校 など
また講座のレベルも基礎から応用、難関大学入試対策など幅広く、自分の目的に沿った講座が見つかることが多いです。
映像授業は直接講師へ質問することができないことがデメリットではありますが、よく理解できなかった箇所は巻き戻して、何度も視聴できるので、わからないまま放置せずに済むことも魅力です。
注意:受験合格を目指すなら
しかし、映像授業型の塾では学習計画や進捗は生徒任せになることも多いため、その点のサポートが万全であるかどうかチェックするようにしましょう。
私の経験上、映像授業型の塾で伸び悩む生徒の特徴は
- 自分で立てた計画通りに進められない
- その原因は、映像授業の内容が難しくてモチベーションが低下したこと
といったことが多いです。
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それを防ぐためにも、入会面談時に
- 学習計画や進捗について定期的に、生徒との面談を実施してくれるか
- 進捗が悪い時にどのようにフォローしてくれるのか
- 授業でわからないとこが出た時にどのように質問できるのか
を質問するようにしましょう。
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3つ目は集団指導塾です。学校の授業と同じように同じ教室で複数の生徒が一緒に授業を受けるのが集団型の指導です。
設置されているクラスやコースは塾によって異なり、難関大学受験対策用や学校授業内容に特化用などさまざまです。そのため、目的に沿ったコースが設置されているか注意が必要です。
- 四谷学院
- 〇〇塾 高校部(高校生用コースなど) など
集団指導塾では、学年によってコースが定められていることもあります。
(たとえば、高校2年生までは学校の授業対策、それ以降は受験対策など)
学校の対策から受験まで、という点では、「しばらくは学校の対策をやっておきたい」という場合に選ぶのも良いでしょう。
注意:受験合格を目指すなら
集団指導塾の場合は、小中学生のコースと併設していることもあり、大学受験に特化していないことも多く、受験に関する情報をどれだけ豊富に揃えているかという点にも注意しましょう。
入会面談時に
- 志望大学の出題傾向や頻出単元を教えてくれるか・知っているか
を質問してみると良いでしょう。
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さらにワンモアアドバイス
集団指導塾で、小中学生のコースと併設されている場合には、自習室をはじめとした学習環境が静かであるかどうかも重要です。ですから、評判やクチコミを参考にしてみると良いでしょう。
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4つ目は個別指導塾です。塾によって生徒の人数は異なりますが、生徒1~5人に対して先生が1人付いて勉強を教えてくれます。
- TOMAS
- 明光義塾
- 個別教室のトライ
- スクールIE
- 個別指導学院フリーステップ など
基本的には生徒一人ひとりに対してカリキュラムが設定されるため、
- 「数学が全然わからないので、前の学年や単元に遡って復習したい」
- 「他の塾でハイレベルな授業を受けているけど、英語のフォローしてほしい」
というように、単元や科目を絞ってピンポイントで補強することも可能であり、もっとも個々の目的やニーズに合わせやすいのが特徴です。
また授業中には先生が近くにいるので質問しやすいため
- 人見知りしてしまう
- 複数人いる環境だと質問しにくい
という生徒でも安心して授業を受けられます。
注意:受験合格を目指すなら
しかし、多くの個別指導塾では小中学生のコースと併設していて、大学受験に特化していないため受験対策の質に差があるのが現実です。
そのため入会面談時に
- 志望大学の出題傾向や頻出単元を教えてくれるか・知っているか
- 合格実績
を確認しましょう。いろいろな資料を使ってでも親身に指導してくれる塾を選ぶのが良いでしょう。
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さらにワンモアアドバイス
集団指導塾と同じく、小中学生のコースと併設されている場合には、自習室をはじめとした学習環境が静かであるかどうかも重要です。評判やクチコミを参考にしてみるようにしましょう。
自分にあった塾選びをするためにそれぞれの指導スタイルの違いをもとに
- メリット
- デメリット
- オススメの生徒
- 成績が伸びや悩む(=苦戦しやすい)生徒の特徴
を紹介しました。
それぞれの違いを理解した上で、自分に合う塾を選べる参考材料にしてください!
こちらの記事でも「塾選びの観点」について紹介しています。併せてご覧ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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