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高校が楽しくなってきたし、受験も先のことだし中間考査がめんどくせー
という方に向けた記事となっています。
入学して新しい環境にも少しずつ慣れ、友人も増えてくると、目の前の勉強よりも学校生活を充実させたくなりますよね。
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その気持ちはわかります。でも1学期中間考査はとても今後に関わる非常に重要なテストなのです
- 大学受験の観点
- 勉強に対する自信
の観点からも、1学期中間考査で手を抜くわけにはいきません。
そこでこの記事では、10年以上の学習塾での進路指導経験や生徒指導経験を持つ筆者が
- 1学期中間考査が重要な理由
- 定期考査対策・秘訣
を余すことなくお伝えします!
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やる気が出ないなー
という方はぜひ最後まで読んでみてください!
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- 教育業界・学習塾で10年以上勤務。教員免許状所持
- 500人以上の生徒に学習・進路指導:合格率 94.7%
- プロ家庭教師・小学校学習支援サポーター、校内予備校の教室長
- AIツールやオンラインでの豊富な指導経験を持つ
- 不登校傾向のある生徒やギフテッドの特徴を持つ生徒も指導中
目次
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一つ目の理由は「学校推薦型選抜では学校の成績が不可欠」だからです。
大学受験のひとつの入試形式として推薦入試があります。推薦入試の場合は多くが、学校の調査書(成績)が自分の得点として計上されることになります。
たとえば、
指定校推薦では調査書が中心であり、調査書の最も重要なのが「成績」であり、さらに、校内選考で選ばれ推薦枠を獲得できれば合格率が高い入試方式なのです。
公募推薦入試の場合は、高校での成績+入試当日の点数で合否判定されますが、「高校での成績」は指定校推薦と同様に、調査書が使われます。調査書の評定(各教科の成績)平均が点数化されるため、点数が高いほど有利にはたらくのです。
学校推薦型入試で使われる調査書では高校1年生〜3年生1学期(もしくは前期)の成績が対象になることが多く、最初の定期考査から評価対象になっているのです。
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高校1年生の最初の定期考査の結果から入試につながっています。推薦入試で合格できれば、一般入試になっても気持ちの余裕ができます。良いことづくしです。
一般選抜を利用して受験しようとしている人にとっては、学校型推薦を検討している人ほど学校の成績を重視する必要性を感じにくいかもしれません。
しかし、一般選抜で避けては通れない大学入学共通テストも「高校で学ぶ内容」を解けて初めて通用するレベルなのです。
つまり、高校の定期考査で出題される範囲は大学入試に直結しているのです。
さらに、高校1年生で学ぶ内容はどの教科でも高校で学習する内容の根幹となっています。そのため、最初の定期考査の範囲になる単元を理解できないまま放置してしまうとその後の学習にも悪影響が出てしまうのです。
続いての理由は成績が二極化してしまうからです。つまり、最初の定期考査の時点で「勉強についていける・勉強していた生徒は高得点に、ついていけない・勉強していなかった生徒は得点が振るわない」ということが起こるのです。
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上記はある高校の最初の定期考査の結果を図式化したものですが、成績が二極化していることがわかります。
さらに、最初の定期考査で高得点を取れた生徒は、学年が変わっても高得点をキープし続ける傾向があるのです。
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思い出してみてください。同級生で中学1年生の最初のテストでトップ群にランクインした子って、ずっとトップ群にいませんでしたか?
それは「良い成績を取れれば勉強に自信がつく・習慣がつく」からです。
最初の定期考査で良い成績を取ることができると、「引き続きこの成績をとり続けよう」という気持ちが湧いてきます。そうすると生徒は自信を持つことができ、自分で勉強するようになります。
さらに、「勉強面で優秀」と同級生の中でも印象づくと、定期考査前など「勉強を教えて」と周りから頼られる存在になります。
中学校では勉強に自信を持てなかった生徒も高校で好成績を収めることができれば、周りから頼られる存在に劇的に返信することもできます。そのきっかけになるのが定期考査の点数なのです。
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ここからは定期考査で高得点を獲得するための対策法や私の指導経験から導き出した秘訣をお伝えします。
ひとつめは「予習・復習を癖づける」「学校の授業を理解する」ということです。
定期考査は学校の授業で学んだことばかりが出題されますから、学校の授業内容を理解することは不可欠です。
しかし、高校の学習内容は中学校と比べて専門的になったり多岐にわたったりと、格段に難しくなっています。それにもかかわらず「ついてこれない人を待ってくれる余裕はない」ことが多いです。
そのためついていけるように予習・復習を癖づけるようにしましょう。
「予習→授業→復習」のサイクルを普段から作るようにしましょう。
中学校のときには定期考査の勉強は1週間前から始めることが多かったのではないでしょうか。しかし、高校の場合は、3週間前から始めるようにしましょう。
その理由は「範囲が広い」「科目が多い」「日々の勉強できる時間が限られる」からです。
実際、私が指導していた生徒も3週間前から定期考査に向けた勉強を少しずつ始めるようにアドバイスしていました。早くから始めることで
- 苦手な範囲にも早期に手を打てる
- 余裕を持った学習計画を立てることができる
といった効果があります。
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その結果、高得点を収めることができています!
最後に「問題集は3回解く」ことです。3回解くことで解法が身につく(身体が覚える)からです。
それに、定期考査は高校で配布されている問題集から出題されることが多いため、得点に直結しやすいのです。
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問題集を解く力がそのまま大学受験に通用する力になるので、学校も問題集からの出題を重視するのです
1回目は、一通り順番に解きます。
そのときに「間違えた問題」にチェックを入れておきましょう。
2回目は、間違えた問題を中心に解きます。
そのときには「間違えた理由」を克服して解くようにしましょう。(例、数学の公式を覚えていなかったから間違えていたので公式を身につけてから解く等)
3回目には、全問正解を目指し、2回目でも間違えてしまった問題を中心に解きましょう。
このようにテスト当日までに計3回(3周)することでそれぞれの問題に対する解法も身につけることができているでしょう。
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指導していた生徒で、約束通り3周解いた生徒は80点以上を獲得していました
1学期中間考査の重要性と定期考査の対策方法・秘訣を紹介しました。
高校1年生の1学期中間考査は一生に一回です。
新しい環境に不慣れなまま狼狽えてしまうとあっという間に過ぎてしまいますので、少しでも早くから準備しておきましょうね!
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中学校との違いを自覚できるかどうかが高得点を取れるかどうかの分かれ目ですよ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それではまたここで会いましょう!
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